ハーブ入門その1 ハーブっていったいどういうもの?



herbal life

ハーブとは、「西洋の薬草」などとよくいわれますが、よくわからないなあというのはもっともです。

「すべての動物(ここでは主に人間と家畜・ペットなどとしますが)に役に立つ植物(有用植物)をハーブといいます」

西洋・東洋あるいはその他の地域には、独特の有用な植物がさまざまにあって、どこにでも役立つ薬草はありますのでその数はまだ知られていないものも含めていけば無数と言っていいでしょう。

そのくらいハーブは広大な範囲の植物たちです。

 

辞典やハーブの教科書などではもう少しくわしく限定しています。

「葉や茎や花や根や実やその他の部分が食用や薬用などに使われたり、香りや香味などに利用される植物をハーブといいます」

というのがだいたいの共通概念のようです。

 いまや化粧品や石けん・洗剤をはじめあらゆるところで「ハーブ」や「アロマ」の文字があふれていますので、これからはますますこの範囲が広まっていくかもしれません。

一方で、

広い範囲のなんでもかんでも「ハーブたち」とは別に、本当の意味での薬効や効用を第一に考えて利用されるものをハーブと呼ぶことにしますと、かなり最初のところで書いた、西洋の薬草という意味での「ハーブ」らしくなってきます。





ラベンダーやタイム、ローズマリー・・・。

でも、そうすると逆にいつもサラダでおいしく食べているキャベツやクレソンやニンジン、そう野菜と言われているものですね(このほかにもたくさんたくさんあります)これらが「ハーブ」からはみ出てしまいます。

 

普段気にしないで食べている野菜のなかにもりっぱなハーブがありますから、生活のなかで考える場合は、むしろ「ハーブ」という概念を限定してしまわない方が、楽しくたくさんの種類のハーブをうまく取り入れることができると思うのです。

状況に応じて「フレキシブルにハーブを考える習慣」ができるといいということです。

あるときには「ちゃんとした効能のある薬草」として、またあるときには「気軽に利用できるようなお友だち」としてうまくつきあえるとその良さがさらに生かせると思います。

 

この考え方は、逆にいうといまのようなナニが効くのかわからない、なんかいいのか悪いのか情報ばかりに振り回されてしまう傾向のある世の中で、しっかりした自分の判断力をつける、という意味でも有効だと思います。

「ああ、これって自然の恵みなのね」と「これはちょっとこころして利用したいわね」の上手な使い分けです。

情報に振り回されてしまってこころが疲れてしまうばかりか、からだまで振り回してしまったら大変です。

まず、ハーブとのつき合い方の基本をおさえておくと良いと思います。