秋冬から春先の乾燥と水分補給。



秋冬から春先には体内も乾燥している

「暑いときは熱中症がこわいから水分補給を意識しますが、じつは乾燥している今もたっぷり飲みたい時期ですよね?
ごくごく飲ませていただきます〜」神奈川県 M様

上の文章は、お客様からいただいたメールの一部です。

夏は熱中症の予防に水分補給が叫ばれているので、だいぶ浸透してきていて、お子さんや高齢者の方などへの声かけなども一般的になってきているようですが、秋から冬、そして春先などは、のどが渇きにくくて、水分補給を忘れがちです。

「のどが渇きにくい」ということは、水分不足になるのは夏よりも多いかもしれないくらいに考えた方がよいかもしれないです。特に、水分を摂るのが習慣になっていない人々は、いつもいつも水分が足りていない状態かもしれません。

のどが渇かなければ、水分を摂らなくていいというような感覚があります。のどが渇いていないときには、実際には(正直、っていう言葉がぴったりの状況)水分なんて摂りたくないよ〜って感じです。

からだが欲しないのだから、それで何十年もやってきた習慣だから、水分補給なんて無理して(無理して飲むような気がする)することはない!と思ったりするのもわかる気はします。

でも、実のところ、からだは渇いています。空気が乾燥しているので、秋冬の水分不足は皮膚に出やすくなります。

 秋冬と春先の乾燥による水分不足のサイン

としては(これらが全部水分不足のせいだというわけではないです)

・くちびるの乾燥、カサカサ感。

・お肌全体の乾燥感、かさかさした感じ。粉を吹いたような感じ。かゆみ。

・しわっぽい感じ(仮性しわ)。

・乾燥性湿疹。

これらは、積極的にこまめに水分補給することでかなり防ぐことができます。

 

b_illust_99_3M

 また、お肌以外には、水分不足からくる困ったこととして、

・冷え(水分が不足すると寒さに弱くなり、冷えるようになります。からだが渇いていると寒さがこたえるということです)。

・筋肉や組織に弾力がなくなるので衰える(ぎっくり腰になりやすい、腰痛、筋肉痛、足がつる、こわばりなど)。

・関節痛(水分が不足することで関節の動きが悪くなり、こわばったり、痛みが出たりすることがあります)。

・風邪やインフルエンザにかかりやすくなる(細胞の衰えが、抵抗力の低下を招くほかに、のどや鼻、目などの粘膜の水分量が低下すると・・・おわかりですね。逆にいえば、水分補給がこれらにかかりにくくなる手助けをしてくれるわけです)。

・免疫システムの低下(水分補給は免疫システムを円滑にします。ほかに上記の風邪やインフルエンザに強くなる、関節炎やリウマチなどの免疫が関係するといわれる疾患などの場合も水分補給が重要です)。

・通風(水分量の低下が脱水を招き、血液が凝縮されて発症の危険が高まる。秋過ぎに発症が多い。尿酸の排出がうまくいかない尿量の減少もリスクが高い)。

・芋づる式だけれども、尿量が少ないと尿路結石などもできやすくなる。

b_illust_99_3M





ハーブティーで体内細胞へ水分補給

ハーブ屋の水分補給のお話ですから、おすすめの水分補給はハーブティーということになります。\(^O^)/

どうせ飲むのだったら、なにがしかメリットを加えたらとっても有意義な水分補給になると思うのです。

よくいわれるのですが、水分補給で問題になることがあります。

水分をぐいぐいと飲んでいると、トイレが近くなります。ならない方もいらっしゃるかもしれませんが、余分な水分を出すというよりも、いま飲んだ水分がすぐに出て行ってしまうのではないかと思うほど近くなるときがあります。

でも、補給しなくてはよくないという。

だから、大事な用事の前や、トイレにいけないようなとき、あるいは夜などに水分を控えるという方が少なくありません。

これはもう隠れた一般常識のようなものではないでしょうか。

水分といっても、食事としての水分、味噌汁やスープ、野菜や果物などの食べ物の水分ではあまりトイレは近くなりません。

水分としての水分が問題になります。

水分補給のコツ

ハーブティーは、その点では、食事に近い水分です。成分が入っているのです。

けれどもハーブには利尿作用のあるものがあります。その点を少し気をつけます。利尿作用の強いハーブティーだと、尿として出てしまう場合があります。デトックス(解毒:体内の毒素を積極的に排出したいとき)や痛風対策など向きですので、時と場合によって上手に利用します。

お茶やコーヒーなども利尿作用がありますので、水分補給には向かないといわれます。この点だけ注意してください。

利尿作用の強いハーブは、ジュニパーベリー、ダンディライオン、バードック(ごぼう)、フェンネルシード、リコリス(甘草)、ゴツコーラ、レッドクローバー、メドウスイートなどがあります。

また、水分補給のコツはちびちび飲むことです。よく「こまめな水分補給」といいますが、コレです。のどが渇いてからでは遅くて、一気にぐいっと飲むとからだが余分な水分だと勘違いして出してしまいます。のどが渇く前に、ちびちび飲む様にしてみてください。

また、利尿作用の強くないハーブを使用していても、最初のころ、トイレが近くなることがあります(敏感な方やからだが慣れていない時期に)。

からだが活性化したり新陳代謝が上がってきたりしているので、少しずつ慣れていきます。気になるようでしたら、少しずつ、たとえば、一日カップ一杯のハーブティーから始めるなどして、加減してみるとよいと思います。

寝る一時間くらい前に飲み終えるようにするのもコツです。また、牛乳をあたためたものにハーブ(あとで漉すか、前もってティーバッグにしたものを入れて浸剤を作ります)を入れて飲むのもおすすめです。

b_illust_99_3M

むくむからと水分補給を控えていませんか?

さらに、むくみやすいタイプの方は水分を摂るとよけいむくむのではないかと、控える方がいらっしゃいますが、水分が不足するとからだは水分を蓄えようとします。

むくみが水分不足から来ていることがあります。お医者さんに相談するのはもちろんですが、むくむからといってむやみに水分を控えるのはかえってよくない場合があるかもしれません。

むくむタイプの方は水分を細胞内に留めておくことができないで細胞間に水分が停滞してしまうという考え方もあります。だから、むくむタイプの方の方が、水分を摂るとすぐにトイレが近くなってしまうという不思議なことになる場合もあります。これは冷えが原因の場合もありますので、温めてみる、あるいは写真のようなショウガ(ハーブではジンジャー)やシナモンといったハーブをお茶にして加えるのもいいと思います。

 DSCN2160