簡単気軽にエンジョイライフ~何でもなくてもプレゼントする #6



 肩肘張らずに自然体で生活を楽しむために、今回は「気軽にプレゼントする」提案を。私は、プレゼントをもらうのはもちろん大好きなのですが、同じくらいにプレゼントするのも好き。なので、特に誕生日とか合格祝いなどと理由がなくても、何となく気が向いて、ふと思いついてといった感じでほんの気持ち程度のものを贈ったりします。

 

 例えば、江國香織の『雪だるまの雪子ちゃん』は大のお気に入りの本として、何人もの友人にプレゼントしました。同じ「ゆきこ」という名前の友人や、しばらく会っていない友だちに…。もちろん、本は人それぞれ好みもありますし、もしかしたら相手は読書の時間の余裕がないほど忙しいかもしれません。ですから、雪子ちゃんの旺盛な好奇心やどんなことも楽しむ生活哲学について大いに語りたいことはあるのですが、それはぐっと抑えて、「絵が可愛いのでぱらっとめくってみて」くらいの一言を添えて贈ります。決して「ぜひ感想を聞かせてください」などとは言いません。

 

 気のきいたカードやはがきを見つけたら、早速使ってみたい、ただそれだけの理由で手紙を出すことも。ある日郵便受けにはがきが一枚、若葉のモチーフがきれいなはがきに「毎日が新しい一日」と一言添えてあれば、これも立派なプレゼントになりますね。私は、思い立ったらすぐに手紙を出せるように、記念切手をちょこちょこ買い集めています。季節に合わせて花や風景の切手を貼ったり、手ぬぐいのプレゼントには浮世絵切手を使って和でコーディネイトなど。こんなことも、贈る楽しさにつながります。

 

 プチスカーフくらいにはなりそうな大判のハンカチ、これから蒔き時の花の種…必需品ではないけれど、ちょいちょいあると絶対楽しい、こんなものを見つけるのが楽しくて、喜んでくれそうなぴったりの人を思い浮かべるのも嬉しくて、これもまたプレゼントする醍醐味です。

 

草木染め(これは桜染め)のストールもすてき(アトリエ・yarn)
草木染め(これは桜染め)のストールもすてき(アトリエ・yarn)

 





 香りやハーブに興味のある方なら、エッセンシャルオイルやクッキングハーブを贈るのも良いですね。相手の香りの好みが分からなくても、ラベンダーやミント、オレンジやグレープフルーツあたりなら、外れはないでしょう。花粉症にお困りの方には、ユーカリを、「ガーゼにほんの少~し染みこませてマスクの内側にどうぞ」など使い方と一緒に。料理の苦手な人に、「ドレッシングにこれを足すだけでレストラン級の味になるから」とハーブを贈ったり、お料理上手のお相手なら、ちょっと珍しいハーブやスパイスをプレゼントして、「美味しい使い方を教えてね」とお願いしたり。

 

これは大変古いアロマの芳香器、フレグランスロックというもので、焼き物に電気が通るようになっています。もう作っていなくて和風ですてきでした。。。(なみき)
これは大変古いアロマの芳香器、フレグランスロックというもので、焼き物に電気が通るようになっています。上のへこんだところに水を張って、精油を垂らします。温まってほんのり香ります。もう作っていなくて。和の雰囲気ですてきでした。。。(なみき)
こんなのもありました。(おまけ)
こんなのもありました。(おまけ)

 

 プレゼントを誕生日やバレンタイン、クリスマスなどに限定してはもったいない。日本には季節のお節句や行事がたくさんありますから、そういったものにちなんで、あるいは「○○の日」にあやかって、「一見何でもないけれど、実はワケあり」なプレゼントの機会をどんどん発掘してみるのも、発想トレーニングのようで面白いかもしれません。

  もらうより与えることの方が絶対、心を豊かにします。などと、欲張りな私でさえ思うのでした。

「文筆屋」大武 美和子

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