ハーブ・健康:秋バテとハーブ(2)秋バテを解消する方法と秋バテにならない対策、即効性と体質改善と。



2017年9月12日更新;

「秋バテ」については、前に書いた記事もあります。ハーブの種類がたくさん載っています。
・ハーブ・健康:秋バテとハーブ(1)秋バテにおすすめのハーブをご紹介します。

また、「自律神経とハーブについて」もこちらに別記事があります。ハーブの各説明があります。

ローズヒップ
ローズヒップ:バラの実

「秋バテ」は、実感されていらっしゃる方も多いかと思いますが、「夏バテ」とは雰囲気?症状?感じがだいぶ違います。

夏バテは、本当に「バテた」という感じで、食欲がなく、頭痛などがある場合も多く、もうげっそりして動きがとれないような、水分ばかりが欲しくなったり、寝ていてもだるくて身体の持って行き場がないと言った、端から見てもだいぶ弱っているような印象がありますね。微熱があったり、風邪に似たような症状も見受けられます。水分を摂っていても、下痢や消化不良があったりすると、脱水症状を伴ってしまうので、そういう場合は病院へ行った方が良いでしょう。

それに比べて、秋バテは、いろいろな原因がありますが、ここでは、自律神経の不調に焦点を当ててみます。なぜなら、それが一番多いからです。秋は、春とともに自律神経の乱れが起きやすい季節ですが、春よりも気候の乱高下が大きく、気温やお天気の移り変わりが激しく、さらに台風や低気圧、高気圧などが乱れ来るので、そういったものに敏感な自律神経は、大打撃を受けっぱなし状態になります。

コスモス:秋桜

雨が2.3日続いたり、日光が出ない曇りがちな天候だと、健康な人でも、「きょうはなんだかうっとうしいわ」と思うもの。

秋は「天高く」なるまで、体調と心の調子に注意が必要です。特に、お年寄りにはいつもよりも声をかけたり、立ち居振る舞いに気をつけて見守ってあげて欲しいです。

自律神経が乱れて、不調気味になると、

体調では、冷える、眠りが浅くなる、ゆっくりできない、疲れやすい、頭痛、肩こり、腰痛、微熱、食欲不振あるいはやたら甘いものが食べたくなる、胃腸障害、便秘、下痢などなど。

また、心の調子では、焦燥感、イライラ、不安、落ち込み、怒り、やたらしゃべるあるいは無口になる、興奮する、めんどうになる、やる気がなくなるなどなど。

これらをよくよく見てみますと、結局、普段は体と心が「自動的に微調整して、うまくやっていけるようにしていってる」ようなものがちょっとずつ調子が狂っているようなイメージです。

これは、フィードバックで、「あ、いまそういう風に自動運転の箇所がちょっと疲れているのですね」と自覚することで、だいぶリカバリィーされる、自動修正装置がついているらしいので、まずは、自分でしっかりと自覚しましょう。

それから、その弱っている箇所を調整するのを助けるように心がけます。

よく眠れないのだったら、リラックスすることをやってみる、下痢や便秘なら消化の良いものや水分補給を心がけるなど、身体の助けになることをやります。

もうすでに秋バテの不調を体験していると、早くその不調を取り除きたくなります。

このときに、即効性のあるお薬などを使う、対処的な方法と、それ以上ひどくしないようにしたり、改善するように助けるなにかをするという大きく分けてふたつの方法があります。

ハーブは、その両方にも向いています。以下は、ハーブティーでの方法をご紹介します。

本当に具合が悪くて、生活に支障が出る場合は、やはり即効性を求めるのが人情なので、そのときには、自律神経の切り替えがうまくいってない点に着目して、だるいとか疲れやすいなどの部分にアプローチしていきます。

通常、自律神経の不調などですとリラックス系のハーブが薦められることが多いのですが、交感神経と副交感神経のリズムがうまく切り替わらないような、だるさが続くようなときには、以下のようなリフレッシュ系のしゃきっとするようなハーブがよいような気がします。

ローズマリー、タイム、セージ、バジル、サマーセイボリー、バジル、レモングラスなどに、ラベンダーやミントを加えて少しパンチのある、爽快感のあるハーブティーに仕上げます。エルダーやダンディライオンなどの機能が欲しい場合は、適宜加えますが、様子を見ながら加減します。マテやエキナセアなどもしっかりした知識がある場合には使うことができますが、お薬を飲んでいる場合や、ふさわしくない場合もありますので、気をつけましょう。

また、午後のゆったりとしたいときや、夜のリラックスタイムには、レモンバームやレモンバーベナ、ジャーマンカモミール、オレンジフラワー、リンデン、などの香りがやわらかなハーブティーがおすすめです。香りの印象(やさしいとか強いとかおだやかとか刺激的とか)と効果効能は関係することが多いので、そういう自分の感覚的なことも頼りにしてみます。

このように、ハーブは風味が感覚に作用していくのも効能のひとつなので、味わいや香りが自分の好み「おいしい」とか「好き」と感じることが大切です。あまり好きではないのに、本やネットなどの情報で「〜によい」とあったからと無理に飲んでもあまり効果は期待できないと思います。

まず、自分で飲んでみて、プラスに感じるハーブを続けてみましょう。

また、いいと言われるハーブをすべてを入れて飲めば、それだけいいようにも感じますが、そうではなくて、少なめのハーブの種類、多くても2、3種類のハーブを選んで、飲んでみましょう。早く効果を感じたい場合は、いつもよりもハーブを少しだけ多めに入れて、あるいは浸出時間を長めにして、濃いめに作って飲んでみましょう。

もうひとつの方向として、じわじわと身体と心の底力を上げていく、いわば体質改善的、心質改善的なハーブティーをご紹介しましょう。だからといって、すぐに元気にならない、あまり威力がないというのではなくて、もっと地道にこの際だから、身体と心を作り直したい方におすすめのハーブティーということです。

ローズマリー、タイム、ジャーマンカモミール、マジョラム、ローズレッド、ミントいろいろ、ラベンダー、ルイボス、リコリス、シベリアンジンセング、ホーソン、ダンディライオン、ローズヒップ、ハイビスカス、セージ、バジル、ホップ、スカルキャップ、セントジョーンズワート、オレンジピールなどなど。

ハーブティーはブレンドが難しく、飲みにくくなると続けにくくなります。おいしいオリジナルブレンドハーブティーをご用意していますので、よろしければ、ご覧ください。

1,リカバリィーブレンドハーブティー

2,ポジティブブレンドハーブティー

3,リラックスブレンドハーブティー





4,ヒーリングブレンドハーブティー

(そのひとそれぞれに向くハーブがあります。向かないハーブもあります。ここに掲載したハーブ以外にもまだまだあります。ご自身でご判断の上、ご利用ください。また別途カウンセリングも承ります。ご相談ください

また、いつも聞くことなので、なかなか真剣に実行しようとしないで、せっかくのチャンスを逃している、忙しい方々がいらっしゃいます。

お風呂です。

日本人にはお風呂好きが多いですね。シャワーだけではなく、ぜひ湯船に。この時期だからこその体調管理法です。
日本人にはお風呂好きが多いですね。シャワーだけではなく、ぜひ湯船に。この時期だからこその体調管理法です。

お風呂は、交感神経と副交感神経のスイッチの切り替えにとてもおすすめです。

30分くらいの時間がとれれば、ゆっくりと湯船に浸かって、疲れを癒し、身体中の凝りをほぐし、ストレスをとり、身体を温め、血行を良くし、こころをゆったりとさせる、リラックスする、緊張をほぐして、過度な心配などを前向きに変換させる、などなどすばらしい効能がたくさんあります。

その上、緊張の交感神経から、弛緩の副交感神経へスイッチが切り替わって、リラックスしてリフレッシュした状態で、睡眠へ導入されます。

このときに、薬草のお風呂に入りますと、さらにこころとからだにはGOODです。昔から、葉っぱをお風呂に入れたり、ユズなどを入れたりするのも理にかなっています。

なみきハーブガーデンでも薬草のお風呂バッグを販売しています(リラックスとリフレッシュの二種類です)

また、ハーブの応用で、香りを利用したアロマテラピーも自律神経の不調に効果的だと言われています。香りは、とても影響が強い感覚ですが、そのほかにアロマ(エッセンシャルオイル:精油のこと)の成分が直接鼻から体内に入っていきます。

先に述べたハーブの使い方と重なります。ラベンダーやミント、セージ、バジルなどはその人それぞれでリラックスにもリフレッシュにもなります。夜にペパーミントの香りでリラックスすることも多いのです。朝からラベンダーの香りで調子が整う人もいます。そのときどきの疲れ具合や体調、こころの調子などで微妙に変わっていきます。

レモンなどの強い柑橘系や、ローズマリーなどの樟脳のような香り、ヒノキ、ヒバ、クリスマスツリーなどのツンとくる樹木系はシャキッと脳をリフレッシュさせます。朝のぼーっとした感じやだるさにおすすめです。

精油は種類が少ないですが、厳選したのもをお取り扱いしております。なみきハーブガーデンの精油は少し特徴があります。地味な深い香りが共通しています。ぱーっと華やかな香りではないのですが、感じは濃厚です。

(ペパーミントが入荷しています。ホームページではまだ掲載していませんので、別途お問い合わせください)

規則的にハーブを生活に取り入れることで、毎日の生活にリズムができて、調子を取り戻すことができることも多いです。どうぞご参考になさってみてください。

最後に、自律神経の不調で参考になる本と音楽をご紹介します。

先にも書きましたが、自律神経は本来なら勝手にいろいろやってくれてい機能なのが、だんだんとストレスや疲れやなんやかんや(今回の秋バテなど気候の変化など)で、調子が狂ってしまうことがあります。それをどうしたら直せるかということです。以下にご紹介するのはどれも、自分で直すことがいかに有効かということを提唱しているものです。

(治すではなくて直すと書いたのは、病気というニュアンスよりも狂った調子を直す、といった意味合いがあるんじゃないかなあと思ったからです)

フィードバックや認知、など言葉や方法もいろいろあるのですが、どれも簡単で奥深く、ちょっとしたテクニックに近くて、有効だと思います。これらのストレスや疲れ、不調の自覚とともに、同じくらいのタイミングでハーブティーを淹れて飲むというひとときを取り入れていただけたらと思います。

 

自律神経失調症―さまざまな症状と治し方

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  • 作者:橋口 玲子
  • 出版社:西東社
  • 発売日: 2001-12
自律神経失調症を改善する特効法101

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  • 出版社:主婦と生活社
  • 発売日: 2012-11-30