スキンケア:ヘルスケア:シアバター(カリテバター)の特徴と効果的に使うコツ(乾燥肌と日焼け)。本当は奥が深い、自然(天然)の成分を選ぶときの注意点。



shea tree : wikipediaより

シアバター(カリテバターともいう)

(英: shea butter)はアカテツ科のシアーバターノキの種子の胚から得られる植物性脂肪。シアーバターとも表記される。(wikipediaより)

シアバターは、別名カリテバター(carite butter)ともいいます。まるでふたつ名前があるような感じです。昔はカリテバターと言っていたような気がしたのですが、いつのまにかシアバターという名前が一般的になったような。。。(以下、シアバターに統一します)

バターという名前ですが、上記のようにオイルに分類されます。お肌の乾燥にとてもよいと言われていて、市販されているものもたくさんありますね。

オイルですが、常温では固形で、まるで?バターのようなのでバターという名前なのですね。

手のひらにとって、指でクルクルと混ぜていくとオイル状になるので、それをお肌に塗ります。オイルとしてはさらっとした感触でしつこさがなくて扱いやすいと思います。

シアバターはアフリカ諸国に生息するシアの木(カリテの木)の種子から採れます(アフリカ諸国とは、おもにガーナ、マリ、ナイジェリア、ブルキナファソなど16カ国以上。生息する地域は「シアベルト」と言われ、この辺の重要な油脂源と輸出源になっている)。(一部wikipediaより)

シアバターはどういうふうに良いのか?

 

シアバターは昔からの民間薬

シアの木があり、実が採れる地域では、大昔からシアバターは、やけどや切り傷、日焼け止め、かゆみなどお肌の万能軟膏として使われてきました。実際に使ってみるとわかるのですが「たいていのことにいいんじゃないか」と実感できます。これは直感なので、どういう風にとは言えないのですが、「つけた感」がやさしく穏やかでしかもヒリヒリしていたり、痛かったりするところが和らぐのです。

わたしがシアバター(そのころはカリテバターと呼んでいましたが)を扱いたいと思った理由のひとつが、この「これは肌にいい!」という直感でした。現地でも赤ちゃんからお年寄りまで、そして肌質を選ばないのがまさしく万能のゆえんでもあると思います。効能が万能で、どんな肌にも大丈夫な万能さです(ただし、アレルギーなどがないとは言えませんので、自己責任でお願いします。絶対ではありません。下にパッチテストの方法を書いています)。

その効能を表現してみます。ひと言でいうと、「肌を守るオイル」。まるで膜ができたかのようにやさしく肌の表面をうすく包み込みます。

 

シアバターと美容

 

保湿・保護

 

シアバターの主成分は、ステアリン酸(抗酸化作用)オレイン酸(保湿効果=乾燥から肌を守る)です。他にリノール酸やパルミチン酸などの脂肪酸が含まれています。

特質として、融点が人の肌の温度に近いので(36度くらい)なじみやすさに優れていて、よって、保護するちからとしては大変優秀なのです。これは実際に肌に塗ってみると実感します。

微量ですが、美容成分として、

トコフェロール(ビタミンE):酸化防止剤としての働きもある

カロチノイド:皮膚や粘膜の再生を促す

トリテンペンアルコール:肌の保護、肌を柔らかくする作用

アラントイン:キズなどの回復・促進作用

などどれも健康的な美しいお肌へと導いてくれるものがあるといわれています。

 

日常の日焼け止め

 

お肌にとってはあまりありがたくない紫外線。シミやソバカスなどの原因のひとつ、のほかに光老化といって皮膚の老化にもつながります。
この光老化に関係する紫外線A波(UVA)は室内にいても窓を通ってしまうので、家にいても少し気をつけた方がよいかもしれません。
(この紫外線A波(UVA)は強弱が少なく、実は一年中降り注いでいます)

日焼け止めなどは、お肌に負担がかかりやすく、敏感肌の方やお肌をなるべく自然で負担のかからない状態で過ごしたい方には敬遠されがちです。
でも、紫外線は防ぎたい。。。

そういうときにシアバターはぴったりです。

薄い膜が張ったように肌を保護してくれるので、日常の日焼けを防ぐことができます。それも肌に負担がかからずに。ですので、屋内の日焼け止めにも向いています。ちょっと顔に塗っておく、素顔でも膜を作って日常のほこりやちり、大気汚染成分や紫外線などから簡単に肌を守ることができます。腕や首などにも。負担がかからず覆われた感がないさっぱりした感じですので、自然です。

シアバターの特徴と効果的に使うコツ

 

もういつでもどこでもだれにでも使える(と言われる)シアバターですが、一番の特徴を知っておくことです。それはずばり「皮膚をやさしく保護する、守る」ということです。

だから、

肌が荒れたとき、赤むけ、ヒリヒリしたりしているときに取り急ぎ塗って様子をみるとか、

日常の日焼け止めに、

あるいは、





強い刺激(寒さなどによる乾燥や暑さ)などから肌を守りたいときにおすすめしたいわけです。

具体的には

  1. 皮膚の保護、保湿にもちろんですが、お肌に負担のかからない日焼け止めとして
    使われています。SPF値などはありませんが、室内などでの保護におすすめです。
  2. お年寄りの皮膚が弱っているところの保護などにも、ちょっと塗ってあげるとだいぶ楽になることがあります。
  3. 日常の肌の保護・保湿にいつでも。特に秋から冬にかけて、カサカサしやすいのだけど、べたべたする保湿クリーム、保油クリーム、あるいは香料の入った市販のクリーム、化学薬品もののクリームが苦手な方には向いていると思います。
  4. 家事をしたり、料理をしたり、食べ物などを扱う場合、病人や赤ちゃんに接する機会が多い場合などは、なるべく匂いのないクリームを使いたいですね、そういうときにもぴったりだと思います。
  5. 親水性が高いので、水を使ったりする台所仕事などでは、いつまでもぬめぬめすることなくさっと流れていくので、かえってさっぱりして扱いが良いです。いつまでも手に残っている感じがするよりも、あとでささっと塗り直せばよいのです。
  6. 扱いやすい、使いやすいオイル(価格なども含めて)なので、たとえばひじやかかとなどのお手入れに日常にどんどん使うのにもおすすめです。つるつるとしなやかなひじやかかとが簡単に手に入ります。

シアバターの使用方法

シアバターは、常温では固形の白いバターのような状態です。これを使用する分だけ手のひらに乗せて指でクルクルと温めますと、透明なオイル状に変化します。

うすく肌にのばしていきます。肌にやさしく上滑りがよいので、マッサージもできます。

なにかほかにクリームや軟膏などを塗る場合はシアバターを最後にするのがいいと思います。保護に。

 

赤ちゃんやお年寄りにもおすすめ

 

シアバターは赤ちゃんにもお年寄りにも(皮膚が弱っている、年齢的に身体の抵抗力や体力が衰えているなどの場合の意味ですね)「一応」安心してお使いいただけるオイルということになっています。

アフリカでは、(確かめていないですが)出産後すぐの赤ちゃんの全身にシアバターを塗る風習のようなものがあるらしいです。

パッチテストをしましょう

 

アレルギーやお肌に合わない場合が絶対にないとは言えないので、最初はどこかの場所に10円玉くらいの大きさで塗ってみます。汗をかいていない清潔なときです。48時間そのままにしておいて、赤みやなにか変化がなければ大丈夫だと思います。

特に、言葉でコミュニケーションが取れない赤ちゃんはお年寄りの場合は、大人よりも慎重にした方が良いです。

それは、調子を訴えることができないからです。うずくとか、ちくちくするなど、ほんの少しの「感じ」を訴えられる(聞くことができる)のならいいのですが、表情からもわかりにくく、言葉もわからないのと、弱い人間ほど、いきなり激しい症状に移行しやすいので慎重に越したことはないと思います。

 

また、このパッチテストをやっても絶対にわかるというわけでもないのでそれも頭の片隅に置いておくといざという時にヒントになることがあります。

 

本当は奥が深い、自然もの(成分)を選ぶときの注意点

品質にばらつきがある

単一原料のみでできているシアバターは、とても品質にばらつきがあるのが特徴です。

単一原料なので、ごまかしがきかないのです。なんとかとなんとかと、その上なんとか、といった複合的な成分で作るとどれかが劣悪でもわかりません。わかりにくいので、わからないままです。

自然ものの宿命とも言えるかもしれません。高品質のものでなくては本末転倒(ハーブ、アロマ、天然オイル系のものは特に品質がものすごくばらつきがあり、原料としての使い方にもすごくばらつきがあると思います)かえってお肌にはマイナスに作用してしまったり、保管に耐えられないような場合もあると思っています。

たとえば、自家精製や、無精製などは 一見ナチュラルな印象を受けますが、不純物が多く衛生的でない場合もあると思います。

未精製と精製シアバターのこと

 

ここらへんはあまり突っ込んでいないところが多いと思います。未精製がよいか、精製がよいかというのは難しい問題だからですね。

シアバターに関しては、精製したものがいいと個人的には思っています。未精製というのは不純物、聞こえは良くないですが、いろんなものが天然のままに入っていて、そのままに製品にしていると、おおざっぱに言えばそんなようなことです。さらにおおざっぱに言えば、いろんなものが入っている中には、好ましくないものや肌にはちょっと向かないものも入っている可能性があります。保存や製品の品質上のものなどです。そういったものの可能性を排除して、品質的に均一にしている精製したシアバターは、まず安心と言っていいのではないかと思います。もちろん精製するときの作業は、のちの完成品を劣化させるようなものではだめなことははっきりしています。

また、効能があるような成分が精製によってなくなってしまうという考え方もあります。よいものも悪いものも精製によってなくなる可能性があるわけですが、シアバターの場合は、おもだった成分は精製後も充分にありますので、問題はないと言えると思います。

未精製のシアバターは少し刺激があります。刺激に敏感な肌の方は精製の方がおすすです。これも精製のシアバターを選んだ理由です。

たとえば、高度に品質管理された、海の未精製の塩などの場合には、その塩分以外のミネラルやなにかわかりませんが、海洋の成分がいろいろ入っていてよりマイルドで(精製すればするほど純度が上がるので、成分的には濃くなるからその逆)味わい深い塩である可能性はありますね。こういう場合には未精製がいいかもしれないと思います。

自然、ナチュラルなものをしっかりと高品質に届けることが大切だと思います。

なみきハーブガーデンのシアバターのこと

なみきハーブガーデンのシアバターはもちろん最高の品質。安心してどなたにもお使いいただけます。

精製する方法で、黄色っぽいものではなく自然な白っぽいややアイボリー色です。精製は化学溶剤ではなくオーガニックです。ブルキナファソで採れたシアバターをフランスで精製しています。

 
シアバター 原産国:ブルキナファソ 30ml入り 2.160円(税込み価格)

ご使用方法:適量を手のひらに乗せて指でクルクルとなででいくと温まりオイル状に変化します。

薄くお肌に膜を作るようにまんべんなく塗ります。しばらくするとお肌になじんできます。時間をおけばおくほどなじみます。時間がない場合や油分が気になる場合は、ティッシュでやさしく押さえます。

その後のお化粧はクリームファンデーションやリキッドファンデーションを使用するとナチュラルで薄付きで透明感のあるメイクになります。