今回使用するハーブ
ローリエ:
別名は月桂樹、ベイ。とても香り高い油を含んだ香味のハーブ。数々のお料理に昔から利用されています。煮込み料理やシチューに。また、防虫効果があるので、米びつや粉類と一緒に入れておくとよいです。リウマチ、神経痛、健胃作用、発汗作用など。
タイム:
は るか古代の昔から料理に使われてきました。抗菌作用、肉の臭み消しで有名です。 独特にパンチの効いた香りは肉のみならず魚の臭み消しにもよく使われ、特に南仏料理ではおなじみです。煮込み料理、スープ、ブーケガルニとしても常連で す。食欲増進作用、鎮痛作用、鎮静作用もあります。呼吸器疾患・気持ちの落ち込みなどに。昔から「勇気の象徴」として知られ、気力を奮い立たせるような場 面や、意気消沈しているとき、抑鬱的なとき、気力の衰えなどに用いられます。
ニンニク:
アリシン という刺激臭が特徴で、肉の臭みを消し、食欲をそそります。高血圧や動脈硬化など生活習慣病に効果があるといわれる成分で、エネルギー代謝や疲労回復にも よいといわれます。食物繊維、亜鉛、ミネラル、葉酸などを豊富に含みます。1990年代に立ち上げれた「デザイナーズフード計画」では、抗がん効果を期待 された品目40種類のなかに含まれていました。
セロリ:
葉っぱと茎は食用で、はるか古代から薬用に用 いられてきました。薬っぽい風味だからもうからだに良い!という感じです。種子はスパイスとして用いられます。セロリシードといわれます。食塩とセロリ シードを3:1の割合で混ぜてセロリーソルトを作ると、簡単にいろいろなお料理の風味づけに活用できます。セロリは、鎮静作用、鎮痙作用、利尿作用にすぐ れています。葉はカロチノイドが豊富でです。
材料:タコ200g分
・ たこ・・・約200g
・ 玉ねぎ・・・4分の1
・ セロリ・・・4分の1
・ 人参・・・・4分の1
・ ニンニク・・1かけ
・水・・・70cc
・ローリエ・・・2枚
・タイム・・・適量(2,3本)
・赤唐辛子・・・1本
・ホールトマト・・・100g
・白ワイン・・・ひとふり(20cc位)
・ピュアオリーブオイル・・多め(40cc位)
作り方:
① 玉ねぎ、セロリ、人参、ニンニクはみじん切りに。 たこは5ミリ角位に揃えてカットしておく。
② 鍋にオリーブオイルみじん切りにしたニンニク、野菜、 赤唐辛子、そしてローリエも入れて火を入れる。フレッシュな積み立てのローリエを使用する場合は 水分があるので葉の端に手で切り込みをいくつか入れておくといい。
③ 次にタコを加え炒める。白ワイン、水を加え沸騰させ蓋をして40分程弱火で煮込む。
④ ホールトマト・タイムを加え更に濃度がつくまで煮込む。

⑤ 最後に塩で味を整える。
ワンポイントヒント:
・とろりと濃い目に仕上げるとパンなどに合わせたり メインのソースとしても使えます。
・パスタソース等にする場合は塩分・濃度など控えめに 合わせる時に加減されると美味しく出来ると思います。
Recipe and Photo by MH
お読みいただきありがとうございました!