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本格自家製ジンジャーエールの作り方
本格的にジンジャーエキスを作って、それをもとにジンジャーエールを作ります。
ジンジャーエキスは保存できます。
おいしさが格別です。
シナモン、クローブ、ジンジャーなどのハーブの効果効能も。
夏でも冬でもおすすめです。
一度作ったらもうやみつきになります。
薬のシロップのように、ちょっと調子の悪いときの子どもにも。
材料:
生姜100g分
・生姜 100g
・お好みのお砂糖 大1
・蜂蜜 90g前後
・シナモン 2本
・クローブ 3,4個
・レモン汁 1/2個分
・水 150cc程
・ミント 適量
作り方:
① 生姜を洗い水気をふき取って、皮のまま3㎜位の厚さザクザク切る。
② 小鍋に生姜を入れて、お砂糖を全体的にいき渡して置いておく。
③ 生姜から水分が出てきたら、蜂蜜・シナモン・クローブ・水を加えて火にかける。 弱火~中火の間でコトコト20分程じっくりと煮出す。
④ 火を止めて、そのまま冷ましレモン汁を加える。 煮沸消毒した保存便に入れて完成。
グラスに原液として入れて、炭酸水・氷・ミント・レモン等で仕上げます。甘さはお好みで調整してください。また、お湯でホットドリンクに。
ワンポイントヒント:
・ジンジャーエキスは、数日冷蔵庫で保存出来ます。翌日でも美味しく頂けますが、だんだんと美味しくなっていくのでお好きなタイミングを見つけられたら良いと思います。賞味期限はひと月程との事ですが、糖分の量や作る環境によるので1週間したら数日で飲み切ることをお勧めします。
・生姜は、土生姜だとパンチのある辛さになり、新生姜では優しくなります。
・生姜100gは、おおよそ手に入りやすい一般的な1パック分量になり、5,6杯位お飲み頂けます。
・蜂蜜を入れずに作る場合はその代わりに生姜がしっかりと浸かる水を加えて下さい。甘味は一度作ってみてお好きなように調整してください。
・中の生姜はそのまま食べても美味しいそうですが、刻むか細かくしてお菓子や料理にも使えるそうです。
Recipe by Miyuki Hagiwara
参考:ハーブ
シナモン:
クスノキ科の常緑樹の樹皮を乾燥させたもの。別名セイロンシナモンとも呼ばれるのはスリランカが原産のため。シナモンカッシアはとてもよく似ていて、中国が原産なのでチャイニーズシナモンとも呼ばれます。漢方のケイヒ(桂皮)はこちら。このシナモンと桂皮はほとんどの国で同じに扱われています。日本では両方ともニッキ。独特のスパイシーな風味は印象的です。上の写真の右側ように棒状(スティックタイプ)と粉のタイプがあります。紅茶や珈琲などにはスティックタイプを添えて、かき混ぜながら風味を楽しむことが多いです。身体を温める作用が強く、消化を助け、胃腸の働きを助ける作用もあります。下痢や腹痛にも。特に冷えから来るおなかの不調に特効があります。強い子宮収縮作用があるので妊娠中は禁忌です。
クローブ:
ころころっとした木のねじのような形状のスパイス。強い芳香があり、味も同じように強く独特ですがほのかに甘みがあって、薬のような味わいです。和名がチョウジ。ハーブティーでは飲みにくい部類だと思いますので、ブレンドしてアクセントにしてしまうとよいでしょう。昔から歯痛や胃痛によいといわれています。吐き気、食欲不振、消化不良などにも。胃を温める作用、消毒・抗菌作用など。
レモン:
柑橘類の中ではトップレベルのビタミンC含有量。疲労回復・集中力・食欲増進などの効果があるといわれています。さわやかな香りは朝の寝起きに向いていて、心身をしゃきっと起こしてくれます。含有するフラボノイドはビタミンではないのですが、ビタミンPといわれ(ややこしいですね)毛細血管の保護やアレルギーの炎症を抑えるといわれています。有機酸(クエン酸など)やビタミンEなどが豊富。
ミント:
さわやかなメントール成分が特徴です。スペアミントやペパーミント、アップルミント、オーデコロンミントなどたくさんの種類があります。隣同士などで植えておくと交配しやすく、簡単に雑種ができてしまうので注意が必要です。消化作用、強壮作用、消毒作用などが有名です。
お読みいただきありがとうございました!