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季節性気分障害(冬季うつ)についてと対策のためのハーブティー

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冬になると落ち込む

冬季性うつとは、冬になるとうつ状態になってしまうこと。10月〜4月ころの日照時間が短くなってきた頃から始まる、なんとなく落ち込む気分になってしまう状態のことです。

冬季うつのほかに、逆に夏にうつっぽくなる場合もあります。

季節性気分障害あるいは季節性情動障害または季節性感情障害などと呼ばれていますが、冬の場合は、別名冬季性うつ病(winter depression)とも言います。

結局、人間も動物ですから、季節の変動(外界の変動)の刺激を受けて、それに反応して状況に合わせて、心と身体をフレキシブルに変化・順応させていってるのですが、それがちょっとうまくいかないようなことだと考えて、症状が重くない場合はあまり深刻にならないようにして様子をみていきましょう。

そういった、症状とはいえない程度の落ち込みのうちに自分で気づいて、セルフケアしていくようにしたい、そのときに助けになるようなハーブティーをご紹介したいと思います。

冬季うつ・落ち込みの原因

原因としては日照時間の減少にあると一般的に言われています。

女性の方がかかりやすいとか男性の方が実は多いとかいろいろ言われていますが、10代ではあまりなくて、20代〜40代の働き盛りに多いらしいです(が50代以上でも、もちろん働き盛りですし、年齢はいまもう関係ないと個人的には思います)。

一概に当てはまれば冬季うつ、というわけではないですが、思い当たるかもしれない傾向としては(症状のようなもの。状態)

冬季うつ(季節性気分障害)チェックリスト:

・体重が増える。(炭水化物や甘いモノが食べたくなる)

・やりたいことができなくなる、めんどうになる。

・集中力が低下する。

・だるい。

・不眠症というよりも睡眠時間が長くなる。いつまでも寝ていたい。過眠。

・からだが重だるく感じる。

などなど、重くなるとかなりつらい症状になってしまうので、注意します。

自分で自覚して、積極的に日光に当たるようにする。運動する、などやそうなる前から体調を整えるハーブティーを飲んでいくのもおすすめです。この場合は、自分の体質に合ったハーブで、しかもそのときにおいしいと思えるハーブティーを自由に飲むのでかまわないと思います。気分を盛り上げたいときや、リラックスしたいときなど、そのときで変わる可能性もあります。

冬のメランコリーの対策:ハーブティー

落ち込みがちになっているときに、シャキッとしよう、と無理にコーヒーや紅茶、炭酸飲料やスタミナドリンク、エナジードリンクを飲み続けるよりも、ハーブティーでこころとからだの調子を整えていく方が、結果的には近道になると思います。

ハーブは自律神経や神経系にやさしく働きかけて、ストレスをほんわか緩和していくのが得意です。

香りの成分も、中に含まれる成分もまるごと吸収できますので、ハーブティーを淹れているという、その作業ももう「効能」を吸収することに含まれています。

ハーブティーは、単品(シングル。1種類のこと。カモミールならカモミールだけでお茶を淹れるという方法です)よりも、ブレンドハーブティー(何種類かのハーブを取り混ぜて、ブレンドして淹れるという方法です)の方が飲みやすく、おいしいと思います。

最初からブレンドされているハーブティーが便利です。

ハーブは、はっきりしゃっきりするミントやローズマリーの風味のものよりも、おだやかでヒーリング=癒し効果があるようなリラックス系のハーブティーを選びましょう。

ゆっくりとゆったりとすることが苦手だったり、非常にこころが疲れていたり(心労、ストレス、大きなショックなど)することもきっかけになりますし、そういうことがいつもよりも大きなショックになりやすくなります。

秋から冬になるとメランコリー(気分がふさぐ、ゆううつになる。抑えつけたような気分の落ち込み)気味になる、と自覚がある場合は、秋口からリラックス系のハーブティーを飲むように、予防線を張るのがおすすめです。

なにか自分で自分にケアをしている、というこころの支えにもなります。サプリなどでリラックスを作りだそうとする(リラックスを引き起こす成分のみが入っているものを大量に摂取するなど)よりもナチュラルで飲める分量にも限りがあり、その点で安心・安全性は高くなります。

抗うつ剤や抗不安薬を飲むのに抵抗があったりして、お医者さんを受診するかどうかためらっている間などにも(受診して薬を処方されたら、ハーブティーを飲んでも良いかお医者さんに聞いてください。または、強いハーブティーを自分で作ったり買ったりしている場合はお休みしましょう)。

なみきハーブガーデンでは、リラックス系のハーブティーをいろいろそろえていますので、よろしければご覧ください。

ハーブティー・ブレンドのコツ

リラックスや自律神経系に効くようなハーブティーをと思うとき、やたらに効能を読んだり調べたりしてたくさん淹れて飲む傾向があります。

たくさんブレンドすれば、たくさん効果があって効くような気がする。

これは、間違っています。

一度に飲めるハーブの量はだいたい決まっていますし(だからサプリなどよりも安全なのです。人間は自分で許容できる量しか受け入れられないようにできています。サプリのような精製成分ではその分量が身体にはわからないのです)、飲めるハーブティーの分量(多くて一回400cc程度。フランスのカフェオレボウル一杯くらい)も決まっています。

その中で、いかに効果的なハーブをおいしくブレンドしていくかなので、ハーブの数ではないのです。
リラックス系の基本ハーブは、ジャーマンカモミールとラベンダーです。

このどちらか、お好きな(好みの)ハーブと決めて(決めなくてもいいですが、この両方を一度にブレンドするのはちょっと難しい。難しいというのはどちらも強い風味なので、打ち消し合ってしまっておいしくなくなるのです)、基本のハーブとして、それにひと種類かふた種類のリラックス系のハーブをプラスしていくと失敗が少ないです。

冬になると炭水化物が欲しくなる

食事で冬季性うつ・落ち込みを見つける・防ぐ

炭水化物を欲するのは神経伝達物質のセロトニンというが不足しているからといわれています。(冬季うつに限らずうつはセロトニン不足というのが通説です)

セロトニンはアミノ酸の一種でトリプトファンから作られますが、炭水化物中心の食事にもトリプトファンの吸収を助ける働きがあります。

また肉・魚・大豆などのタンパク質も摂るようにしましょう。アミノ酸を豊富に含んでいます。

さらにトリプトファンの吸収にはビタミンB6が必要なので、さつまいも、バナナ・レバー・青魚などのビタミンB6が豊富な食材もおすすめです。

ムリをせずにゆったりとして、気分転換や心地よいリラックスの方法を見つけて、じょじょに体調をコントロールできればいいですね。

動物にはとても大切な冬支度かもしれません。人間でも、ある程度は活発さよりも冬眠状態になろうとしているこころとからだなので、自然に冬の状態に馴らして体調を整えるようにしていくのが良いと思います。

さつまいもとか野菜

さつまいも

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