
ラベンダーは高温多湿が嫌い
暑さに弱いイングリッシュラベンダー、暑さに強いフレンチラベンダー、どちらも梅雨は得意ではないようです。
つまり、日本の高温多湿の夏が嫌いです。
ラベンダーは、この時期には消滅してしまいやすい。
消滅するとは、あれよあれよという間に元気がなくなり、萎えてきて、枯れてしまうことです。
小さくなっていって、腐ってしまうようになるので、溶けちゃうような感じということもあります。
湿度を避けることと風通しの確保
雨が続くようだったら、ビニールシートなどで雨を防ぐか、軒下などに移動できるように、始めから鉢植えで育ててみましょう。
風通しが必要なので、玄関先や通り沿いを選んで、壁際を避けるようにします。
このときには仕方がないので、日当たりよりも風通しを優先します。
あくまでも湿度を下げて風通しを確保します。
お気に入りの場所を見つけてあげる
気に入る場所があれば、しめたものです。定植することができるでしょう。
それまでのあいだ、あちこち本人の気に入りそうな場所を移動させて探します。
気に入ってくれると元気になってきます。わかりやすい性格といえばそうなのですが、なかなか手強いです。
下の写真は、あるマンションの玄関先に長く育っているラベンダー(とローズマリー)です。
このように、たったのひと株でも場所が気に入ると、こんな感じできれいに広がって咲いてくれます。
がんばって育てましょう!

参考記事:
YouTube:ラベンダーデンタータ(フリンジドラベンダー)