ドライトマト・胡桃のレモングラスごはん
ドライトマトは味も濃厚で触感も独特でおいしい、使い出すとやみつきになります。
ドライトマトの作り方は、こちらでご紹介していますのでご参照ください。
ドライトマトのオイル漬け(ミニトマトを使ってドライトマト(乾燥トマト)作りから):ヘルシーハーバルクッキング
材料:
・米 1.5〜2合
・胡桃 ひと握り
・ドライトマト 5個程
・レモングラス 1〜2本
・にんにく 一片
・塩 小さじ1
・白ワイン 50cc
・EXVオリーブオイル 適量
・仕上げの塩・胡椒
作り方:
1. ドライトマトにお湯を入れもどす。その戻し汁も炊くときに使うので捨てないでおき、トマトを適度な大きさにカットする。
2. 生胡桃はオーブンやトースター等で香ばしくローストして手でほぐすか、お好みで粗く潰す。
3. にんにくは後で取り出すので包丁の背などで潰す。
4. レモングラスは手に入れば、根の側の白い部分が炊きあがりにアクセントになるので(生はミョウガのようなイメージ)薄くカットしておく。
一緒に入れて炊く分は、にんにくと同じく先端を潰す。
長さは炊飯器や鍋に合わせハサミでカットする。
5. といだ米を炊飯器や鍋へいれ、ドライトマトの戻し汁、白ワインと足りない分は水を米の分量にあうよう加える。
6. にんにく、ドライトマト、塩、胡桃、レモングラス、オリーブオイルをひとまわし垂らし炊く。
7. レモングラス、にんにくを取り出して、切っておいたアクセントのレモングラスと味をみてお好みで塩・胡椒で整えて完成。
ほのかな味付けです。
Tips:
・栗でも作れます。おいしいです。
・火の通ってる塩味の胡桃を使う場合は、塩を調整するか、入れずに炊いて後で調整すれば大丈夫です。
ハーブ知っ得ポイント
レモングラス:
まず第1に、強烈にレモンと言われればレモンかも、のような芳香があります。よくススキのようなと表現されていますが、菖蒲にそっくりなような気がします。菖蒲湯のときに特にそう思います、お風呂で浮かべていてもほとんど(ほのかに芳香も似ている)レモングラス風呂の雰囲気です。
東南アジア諸国のお料理にはよくレモングラスが使われていて、お料理自体の香りもレモングラスの香りがかなりまじりますので、お料理でレモングラスは有名だと思います。特にエスニック料理や、一部カリブ料理などにも使われます。タイのトムヤムクンが有名。
レモンのように、さわやかですがすがしい香りの成分はシトラールと呼ばれ、この成分は虫除けによいと言われています。もしもおうちで栽培できている場合は虫除けグッズやスプレーを作ってみるといいかもしれません。
お料理のほかに、レモングラスはハーブティーにもおすすめです。生のときには強い芳香と効能ですが、ドライハーブ(乾燥)にするとほのかなやさしい芳香とおだやかな効能になるので、どちらかというとドライの方がお茶としては常飲しやすいと思います。さわやかなツンとした生ハーブのときの芳香がなくて物足りないときには、ほかにもレモンバームやレモンバーベナ、それからレモンピール(レモンの皮)、オレンジピール(オレンジの皮)などがありますので(いずれもドライがおだやか)加えてみるといいと思います。
生のレモングラスは、香りと刺激(ちょっとある)が苦手という方もいらっしゃるので、お料理やハーブティーに生ハーブを初めて使うようなときには(おもてなしのときにも)すごく少なめに、控えめに使ってみて、よかったら加える「オプション選択」ができるようにしておくといいかもしれません。
効果・効能は、殺菌、抗菌、虫除け、消化促進、発汗、疲労回復、気分転換、腹痛、下痢、胃腸の調整など。食欲がないときや、胃腸の調子がイマイチの時におすすめで、食前や食後のお茶にもぴったりです。脂っこい料理のときにも。
学名:Cymbopogon citratus イネ科オガルカヤ属 多年草(関東以北では地植えが難しい(と感じます)夏はいいのですが、冬が越冬できないので、無残に毎年枯れますから、関東以北では一年草・・・。室内に株上げしてもなかなか難しい、そこら辺にどんどん生えるところがうらやましいです。だから、苗を春くらいに手に入れて、そのあとの成長ぶりにおいては確かに「栽培は簡単」と言えます・・・)
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