パセリは初夏に花が咲くとそのあと株が枯れてしまいます(つぼみは摘んでしまいます。でも花が咲くと種が採れる)。また、気温が25度以上になるとへたってしまいます。さらに日差しが強いと葉っぱが堅くなっておいしくなくなってしまいます。
(夏は戸外では半日陰に)
というわけで、パセリは冬の時期に育てていくとおいしいです。
といっても、耐寒温度は5度なのと、低温すぎても花芽がつくので、キッチンハーブ(室内環境)がおすすめです。
この動画のパセリは戸外で軒下です。けっこう茂りました。葉っぱが縮れているのがいわゆるパセリで、名前はモスカールドパセリ。
一番上の写真のイタリアンパセリは葉っぱが平たくて広がっていて柔らかく風味も穏やかです。
両方(いわゆるパセリ)とも葉っぱが10枚以上になってから収穫します。
パセリ:Petroselium セリ科 別名はオランダせり お料理の付け合わせでおなじみですが、栄養価が高い (ビタミンA、B、C、鉄分、カルシウムが多量)ので残さないで食べたいですね。料理に加える材料としてもたっぷり使いたいです。独特の苦みが苦手という 場合にはしっかり火を通すとまろやかな風味に変わります。とてもおいしいのでお試しください。この料理のように、じゃがいもと相性がよく、ポテトチップス を作るときなどにも、刻んだパセリを散らすと風味が出てさらにおいしくなります。パセリは、サッと洗って水気を切り、小分けにしてかんたんに冷凍保存でき るので便利です。強壮作用、健胃作用、消化作用など。
イタリアンパセリ:パセリよりも葉が縮れていなくて、柔らかく平らです。風味もおだやかでやさしくとても食べやすいです。ビタミンA、B、C、鉄分、カルシウムを豊富に含んでいます。強壮作用、健胃作用、消化促進作用があります。
普通は種で育てると園芸書などに書いてありますが、いまは冬でも苗がお安く出回っていて、その方が便利ですぐに利用できます。園芸ということではだめだけど、ハーバルクッキングを早く楽しみたい場合に便利。
水はけっこう好き、乾燥がきらい。クリクリの頭がぐったりしてきたら急いで水やりしましょう。冬は室内だったら通常に、外だったら水は控え気味に。
冬はハーブがむずかしいですが、パセリは元気。冬のサラダにも、スープにも。
(冷凍して保存できます。便利です)