*なみきハーブガーデンでは、ただいま販売用の苗の栽培をしておりません。せっかくなので、この記事では、ハーブの苗などをご紹介するリンクを作りました。よさそうなお店や実際に利用したことのあるお店です。楽天のショップへ変移します。ご興味のある方はご参照くださいませ。
日陰でハーブは栽培できるか
ハーブの栽培は、基本的には難しくないです。
野草に近いものが多い(野生、品種改良が少ない)ので強くたくましい。
けれども、ハーブの園芸書でよく見かけるのは、
「風通しの良い、日当たりを好みます」
という一文です。
日当たりの良くない場所、日当たりの悪い場所、半日陰、日陰は、ハーブがとっても苦手、と思い込んでしまうのですね。
思い込むというのもありますが、実際にキッチンハーブなどで、日当たりが少なめで、当たっても直射日光でなかったり、日照時間が短かったりすると、ひよひよの情けないハーブになっていき、ついにだめになる、ことも多いのが実情です。
ハーブを栽培して、日陰や日当たりの良くない場所のハーブがだめになったりすると「やっぱり日当たりが悪いから、だからだめなのだ」とハーブの栽培自体をあきらめてしまうことも多いと思いますが、とてももったいない。
半日陰くらいだったらトライして繰り返す
ハーブというのは品種がさまざまで、単なる薬草(人や動物にとって有用です)という「くくり」に過ぎないので、ハーブの栽培をあきらめてしまうことはぜんぜんないのです。
ただ、じゃあ、うちのあの場所でなんのハーブが育つのか、育つ可能性があるのか、を見つけるのが難しいところです。
そのヒントになればと思います。
いつもいつも引っ越してみる必要はなくて、様子を見て(聞いて)ちょっと移動、のようなヤドカリ作戦のイメージです。
日陰でハーブ育てるために考えたいこと
ここでは、日当たりの悪さを利用して、けっこううまく育つ(ことも多い)ハーブをご紹介します。
日陰で育つ可能性の高いハーブを見つける方法を先にご紹介しましょう。
ここに挙げたハーブ以外にも、じつはたくさんある「かもしれない」からです。
自分で探して、育ってくれたら、こんなに嬉しい楽しいことはありませんですし。
最初に、日陰といっても実はちょっと確認しておくといいことがあります。
日陰かなあ、日当たりが悪いなあと思ったときに、
1.一日中なんとなく日当たりが良くない、いわゆる日陰から半日陰状態の場所。
2.ちらっと日が当たる時間がある。日当たりはあるのだけど、時間が短い(午前中だけとか午後のちょっとの時間とか、夕方近くにちょっととか)。
この二種類のうち、ハーブを植えたいと思う(植木鉢を置きたいと思う)場所がどういう日当たり具合か把握しておくと、このあとでご紹介するヒントが生きてくると思います。
日陰で育つ可能性のあるハーブを見つける方法
1.あまり日に当たることが好きではないハーブというのが存在するので、それに注目します。
2.あまり日に当たらなくてもそこそこ育つハーブというのが存在するので、それに注目します。
3.あまり日に当たると、葉っぱや茎が堅くなって、おいしくなくなってしまう(弱い感じ、ちょっと薄い色目くらい、もしくはひょろひょろ)ので、少し日陰で育ってくれれば、その方がおいしく利用できるハーブというのも存在するので、それに注目します。
今回は、日当たり、日照のハンデに注目していますので、その他のこと(栽培方法や利用法など)は別途、ご紹介したいと思います。
次に、
日当たりの悪さを克服する方法についてのヒントその1:
ハーブは地中海沿岸地方が原産のものが多いので、その地方の気候風土を想像して参考にしますが、それはたいてい日射しが強く太陽がさんさんと輝いて、湿度が低く、快適な風が吹く(風通しが良いということ)環境のことを意味しています。
そうすると、もうすでに亜熱帯に近い(本当は温帯)日本の気候とはかなり「ずれ」があるので、その辺をどこまで補正できるかにかかってきます。
このうち、今回は、日照がすでにハンディキャップになっているので、それは置いておいて、風通しと湿度がなるべくハーブに合っている場所を選びます。
しかしながら、だいたいにおいて「日陰」に近い場所は、「風通し」が悪くて、よって「じめじめ」(乾燥しにくい、土が乾きにくい、肥えていない。ハーブは肥えていなくてもオーケーなものが多いのでラッキーです)場所が多いので、このことを少し注意するだけでもかなり変わってきます。
日射しが弱い、短い場所でも風通しがなるべく良い場所、あるいは、風通しを良くしてあげる工夫が、生育状況を大きく左右することがあります。
また、日陰で、さらに風通しが悪いと、病害虫の発生頻度が高くなりますので、病害虫を防ぐためにも風通し・湿気対策を考慮したいです。
日当たりの悪さを克服する方法についてのヒントその2:
日陰があって、そこにハーブを植えて育てたいと思ったときに、もしもそこが地面(土地)であったとしても、移植を非常に嫌うハーブ(植物)でない限りは、最初はなるべくポット(鉢、苗の買ってきたまま)の状態で、しばらく置いて育つかどうか、元気かどうか、気に入ってくれるかどうか、試してみましょう。
仮住まいのような感じです。
気に入らないと、ぐんぐんしおれてきたり、極端だと枯れてきたりします。
が、ここでも要注意なのが、その苗(種からの場合は別。そこで発芽する場合も別)が前にどこで育ったかによるからです。
日当たりのよい、テラスや屋外、人工的に管理されたハウスなど、いろいろな生育条件にあった、「いまは元気で生き生きしている苗」なので、たぶんですが、それは「ベストコンディション」です。
だから、うちへ来て設置した「その場所」は、たぶんですが、「ベストコンディション」よりは悪い環境です。
だから、多かれ少なかれ、少しは不満なのは仕方ないわけで、多少うなだれたり、元気がなくなったりしても、それは仕方のないこと。
その先、がんばってその設置された環境になじんでくれるかどうかの見極めが大切になってきます。
しばらくしても、元気がなくなったままで、この先を危ぶまれる雰囲気だったら、そこでポットを別の場所に移動させてあげましょう。
そういう生育場所の試行錯誤が、ポットだと可能になります。
また、ポットだと地面より上がると、鉢という特性上、乾燥気味になります。水切れの恐れが高くなる代わりに、日陰の湿気対策になります。
日当たりの悪さを克服する方法についてのヒントその3:
日当たりの悪さは、病害虫の発生の可能性を高めます。
が、ハーブは利用することが多いので、農薬や薬剤の散布はなるべく避けたいものです。
この場合は、手動でこまめにチェックするしかありません(夜がいい場合もあります)。
日当たりの良いところで栽培しているハーブよりも注意してあげることと、地面に垂れ下がるような茎をなるべく切ったりして剪定を小まめにすること(どんどん利用していけばいいと前向きに考える)、自然のものを利用して防虫できることをやってみる(本来は日当たりが好きなローズマリーですが、もしも大丈夫そうだったら、一緒に植えると防虫になります)ことがおすすめです。
木酢液やトウガラシの煮出し液なども有効と言われていますが、いろいろ試行錯誤してみましょう。
個人的には、予防にはよいと思っています。
実害が出てからだと、ある程度切ってしまうのが一番近道のような気がします。
日当たりの悪さを克服する方法についてのヒントその4:
これは、持久戦(忍耐と努力:ハーブ園芸家とハーブの双方に要求されます)ですが、案外みなさんこの方法を知らず知らずのうちにやっていることが多い。
ずばり、日当たりの悪さに慣れてもらう方法です。たとえば、ミントやゼラニウム、エルダーなど、わりと根性があり、忍耐もあり、しぶとい性質を持ち、しかも湿気に強く(日当たりが悪いということは日本ではじめっとしやすいので)といった、最初から見込みのありそうなハーブをさらにその場所で強くしたたかに育て上げていく方法です。
だめだったとしても、簡単にはあきらめずにたとえば秋から冬にかけて、日陰でも乾燥しているような時期に(ハンデがひとつ減るということなので)少数精鋭で植えてみることを繰り返していきます。
日陰で育つハーブ
*以下に列挙したハーブは、「直射日光があまり当たらない半日陰程度の場所でも、なんとか枯れずに育ってくれる」という感じです。まったく日陰では厳しいかもしれません。環境や状況や苗にも左右されるので、一概には言えないことをご了承くださいね。
・ミント系:ペパーミント、スペアミント、ベルガモットミント、オレンジミント、レモンミント、アップルミント、薄荷、ペニーロイヤル、コルシカミント、ホースミント、フィールドミント、ジンジャーミント、グレープフルーツミント、マウンテンミント、オーデコロンミント、カーリーミントほかいろいろたくさん
シソ科 多年草
ミントは園芸書でも「日なた」「半日陰」と記載のあるものもあります。半日陰オッケーです。まったくの日陰だと難しいかもしれませんが、かなり強いので試してみる価値はあります。さらに、湿地というと大げさですが、湿気もだいじょうぶ(反対に言えば水が好き)なのですが、水はけが必要です。日陰系には一押しのハーブです。
ただし、交雑しやすいので、いろいろなミントの品種を植えて「ミントガーデン」にしようとするのは避けた方が無難です。交雑してなにがなんだかわからなくなります。鉢ごとに品種を分けて、一品種一鉢で植えていくといいでしょう。寄せ植えの場合(大きなプランターなどに一緒に植え込む場合)は、買ってきたときのビニールポットのまま植え込むと交雑しにくくなります。
・アニスヒソップ:別名:ジャイアントヒソップ、シロバナカワミドリ
英名:anise hyssop, blue giant hyssop, licorice mint シソ科 カワミドリ属 多年草
花の咲く時期が比較的長いのとすっと立った姿が整っているので、花壇にも使用される見栄えの良い、めずらしいハーブです。ヒソップ(Hyssopus officinalis)に似た姿形なので、まるでヒソップのような名前ですが、ヒソップではありません。ヒソップは苦みがあるようなミントのような香りでアニスヒソップは甘めのすっきりしたアニスに似た香りです。ややこしいです。ドライでも生でもおいしいハーブティーになるほか、料理や焼き菓子、サラダ、デザートなどに利用できますので、重宝します。ちょっと弱いので、夏場で終わることもありますが、一応多年草です。半日陰でもオーケーで、湖や湿地回りによく自生するので、湿気にも強く、貴重なおすすめハーブです。温度が下がるほど、乾燥に耐えます。夏は高温が苦手なので、午後の日射しが強い時期には、特に日陰がよいでしょう。
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・レモンバーム:コウスイハッカ、セイヨウヤマハッカ、メリッサ
シソ科 コウスイハッカ属 学名:Melissa officinalis 多年草
半日陰でも「わりと」元気に育ちます。また葉っぱが柔らかくなりますので、おいしいです。お茶にしても風味がやさしくまろやかになります。あまりに日なただとすぐにしおれることがあるので、夏には午後から半日陰くらいが、特に高温になりやすいマンションのベランダなどでは安心かもしれません。ただし、虫に食われやすくなるので、風通しと湿気(なめくじが大好き)に気をつけます。すずめもレモンバームが好きです。
楽天ショップ:レモンバーム(メリッサ・コウスイハッカ・セイヨウヤマハッカ・ビーバーム) ハーブ苗 9vp Lemon Balm
・パセリ(普通のパセリ、イタリアンパセリなど)
セリ科 二年草(耐寒性)
半日陰の方がまろかやな風味になって、料理にもお茶にも合わせやすく、サラダにもおいしくいただけますので、半日陰おすすめです。ただ、ひ弱になって成長が遅くなり、収穫がうまくできなくなることがあるので、できれば鉢でときどき日向においてあげるといいです。茎もおいしいので利用しましょう。
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・コリアンダー:中国パセリ、パクチー、コスイ、コエンドロ、胡荽
・チャービル:フレンチパセリ、セルフィーユ、ウイキョウゼリ(茴香芹)
セリ科シャク属 学名:Autbriscus cerefolium 一年草
パセリの仲間、上記とだいたい同じで簡単にどんどん生育します。同じように、少し日陰ぎみのほうが茎も葉っぱも柔らかくておいしいです。魚料理に合います。フレンチパセリと言われるようにフランス料理によく使われます。パセリの中ではとてもマイルドで、使いやすいです。パセリ系はどれも水がけっこう好きです。うなだれてくるのでわかりやすいです。
・シソ:大葉
シソ科 1年草扱い
もしも日向で育てたら、喜んでどんどん大きくなります。が明るめの日陰でもよく育ちます。ただし、蒸れやすいので下の方の葉っぱを切るようにするか、風通しの良い場所を選びましょう。先端の芽を摘んで、下の葉も整理して脇芽をふやしていくと、こんもりとかわいくなります。葉っぱを混雑させないようにするのがコツ。
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・チャイブ:エゾネギ、チャイブス、セイヨウアサツキ、シブレット、エゾネギ
ユリ科 ネギ属 学名:Allium schoenoprasum 英: Chives、仏: Ciboulette 、伊: Cipollina 多年草
日なたから半日陰といわれています。やっぱり日なたの方が元気にすくすく育ちますが、ちょっとひ弱気味な方がさらにマイルドな風味になりおいしくいただけます。あと、柔らかいです。どんどん収穫することで次の芽が、葉が伸びていきます。ただ、育てているだけでなく積極利用するのもポイントです。乾燥が苦手で水が不足すると葉っぱが折れ曲がったりして元気がなくなり、枯れることがあります。気温が高くなってきたら積極的に半日陰に移すと良いといわれるので、半日陰向きと言えます。また、うまくいくと日当たりの良い室内でも栽培できます。キッチンハーブにも。
楽天ショップ:ハーブ苗 チャイブ
・ローリエ:月桂樹(ゲッケイジュ)ベイリーフ、スイートベイ
クスノキ科 ゲッケイジュ属 学名:Laurus nobilis 常緑樹
カレーやシチュー、スープなどの煮込み料理に利用されるのが一般的ですが、お茶にも。
常緑樹で堂々としていて(育てば)昔から勝者の冠に使用されてきたハーブ。料理の風味付けにも、見た目にも有用なので、家に1本あると重宝します。
葉っぱや木がとても頑丈で堅いのですが、実はちょっと半日陰でも案外育ちます。小さな苗で購入して、置いてみて(5〜7月か秋口がおすすめ。生育がわかりやすい)気に入るようだったら植えてもいいですが、できたらテラコッタの鉢などに植え替えてあげて、何年か様子を見てみるのも安全です。
ただし、花が咲くかどうかはわかりません。。。
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・エルダー:セイヨウニワトコ
スイカズラ科 ニワトコ属 学名:Sambucus nigra ‘Serenade’ 落葉低木・小低木
万能の薬箱と言われ、春に写真のような白い花を咲かせますが、半日陰で咲くかどうかは不明。日照が少し合った方が生育しますが、育つのも早いので、半日陰でちょうどいいくらいかもと。特にモミジバのエルダーの方は(エルダーとモミジバエルダーと二種類あります。モミジバはツンツンした紅葉のような葉っぱの形)、育ち始めると収拾がつかなくなるくらいですので、一度増やしてから、挿し木などをして半日陰へ移植するのもいいかもしれません。地植えは増えてもいいような場所の確保に注意しましょう。
楽天ショップ:花木 庭木の苗/西洋ニワトコ(サンブカス):セレナーデ6号ポット
・ショウガ:ジンジャー、生姜
ショウガ科 多年草
暖かな場所と、湿り気も好き。半日陰やベランダなどでも栽培可能と言われます。水切れに弱いので特に夏には注意が必要。病害虫に弱い。
楽天ショップ:金時生姜(キントキショウガ) 種 約300g入り
・ハーブゼラニウム:
フクロソウ科テンジクアオイ属:多年草
とてもすてきなバラ(ローズ)のような香りがするローズゼラニウム(貧乏人のバラという別名がありますが、ひどいですね)やセンテッドゼラニウム(匂いゼラニウム)など、香りが特徴のちょっと肉厚の葉っぱの存在感のあるハーブで、葉っぱも美しく派手で日陰で増えてくれるととてもありがたいです。
蚊が嫌うらしくて、玄関先や窓辺などに鉢を置くのもおすすめです。このときは、通りがけに葉っぱをさわってハタハタと動かしてあげると匂いが立ち上がって、すてきです。来客時にもおすすめです。
水が足りなくなると葉っぱを丸めてアピールします。慣れてくれるとまあまあ日陰でも増えていきます。
挿し木でも簡単に増やせるせいか、苗の価格も手ごろでわりあい時期を選ばずに園芸店に並んでいます。
とてもたくさんの種類があって、斑入りのものや葉っぱの形が違うものなどがあるので、種類違いでゼラニウムコーナーを作っても。花が小さくて可憐です。
・茶の木:チャノキ(茶の木)
ツバキ科 ツバキ属 学名:Camellia sinensis
あの日本茶や紅茶、中国茶にする葉っぱができるお茶の木。アジアではハーブの元祖に近いくらい古い歴史のある有用、薬用植物です。2018年5月5日放送のNHK「ブラタモリ」で、京都・宇治茶を取り上げていて、偶然、見ました。
そこで、半日陰・日陰を人為的に作っておいしい風味のお茶(ができる葉っぱ)を作る方法をやっていて、では、半日陰でもお茶の木は育つのかなと調べてみました。
これは、覆い下栽培と呼ばれます。
被覆栽培(覆い下栽培)とは、新芽の生育中、茶園を遮光資材で被覆し、一定期間光を遮って育てる方法のことをいいます。光を遮ることで、露天で栽培される煎茶にはない、鮮緑色と独特の芳香やまろやかな旨味や甘味のある茶になります。この被覆栽培(覆い下栽培)で作られる、かぶせ茶、玉露、てん茶(まっ茶原料)のことを、被覆茶(覆い下茶)といいます。(以上、京都府のホームページより抜粋・引用 http://www.pref.kyoto.jp/chaken/mame_shade.html)
ですから、半日陰程度のところでしたら、生存していくのには大丈夫ということで、書籍などもにも「日なた〜半日陰」とありました。
日なたで育て、覆い下栽培法をしに、半日陰へ移動させる作業を続ければ、宇治茶のようなおいしいお茶ができるかもしれませんね。
ただし、関東以南の適所で寒さに弱いそうなのですが、寒い地方でも栽培はされているようで、
奥久慈茶(茨城県大子町)、村上茶(新潟県村上市)のほか、宮城県旧桃生町(現石巻市)の桃生茶、気仙地方(岩手県南部の太平洋側)で栽培される気仙茶がある。生産量は少ないものの、保存・復活が試みられているさらに北の茶産地としては檜山茶(秋田県能代市)や黒石茶(青森県黒石市)。北海道にも積丹半島の禅源寺(古平町)境内にチャノキがあり、これが植栽されている最北端とされる。また茶専門店がニセコ地方で茶園づくりを試みている。(以上ウィキペディアより抜粋・引用)
寒いところでもトライする価値はありそうですが、購入の際には注意しておきましょう。