食欲がない・元気がないときにおすすめのチキンロースト
元気がないと食欲もあまり出ないし、さらに、なにか料理をするのもめんどくさいということがあります。
夏バテや過労、ストレスなどでもそうなりがちですね。
そういうときに使うハーブとしておすすめはローズマリーです。

生のローズマリー:使用するローズマリーは生がおいしいですが、ドライハーブのローズマリーでも。ただ、ちょっと食べるときにドライのローズマリーは食感がボソボソするかもしれません。
つんとくる強い刺激のある独特の香りが、脳や身体の活性化を促して元気が出ると言われています。
血液循環を促進する効果もあるので、香りを嗅いでいるだけで、頭がすっきりしてきます。
集中力や記憶力の向上にも役立つと言われています。
低血圧の方や朝に調子が出てくるまで時間がかかるタイプの方は朝のハーブティーにもおすすめです。
そんなローズマリーは、お料理として利用する場合に、鶏肉との相性がよいです。
胸肉のローストに。
油を引かずに、ローズマリーの小枝か、ちぎったものをフライパンに置 いて、その上に胸肉の皮を下にして弱火で揺すりながら焼きます。皮の脂分でまかないます。皮が焼けたら裏返して、両面しっかり焼きます。
揺することでローズマリーの香りが肉に移ります。
お好みに塩こしょうします。かんたんですが、おいしいシンプルな味わいのお料理です。
食欲のないとき、胃腸が少し弱っているときの栄養補給になりますし、ローズマリーの効能と香りで気分もすっきりして疲れや不調を和らげます。
ササミもおいしいですが、パサパサしているのが苦手な方には、最初にオリーブオイルを引いて、あと足りなければ少しオイルを上から垂らします。
ローズマリーは、お肉と一緒に焼いてしまって、食べて大丈夫です。
お肉には最後にレモンの絞り汁を振ると、簡単な鶏肉のレモンローストになります。
レモンローストの場合は、最初からレモンとローズマリー、黒こしょう、塩、ニンニクなどでつけ込んでから焼くのが本格的ですが、とりあえずのレシピでも十分おいしいです(レモンを一緒にローストして、いただくのも元気が出ますね)
写真のように、じゃがいもやにんじんをゴロゴロしているまま一緒に焼いても。
じゃがいもとにんじんは適当に切って、深めのお皿に入れ、ラップをかけて電子レンジにかけてから焼くと柔らかくて時短にもなります。
妊娠中には大量に摂取するのはやめます。高血圧で治療されている方は避けた方がよいハーブです。