フェンネル木の実パスタ
材料:2人分
・オリーブオイル 炒めと仕上げに (鰯:イワシはお好みで乗せてもおいしくいただけます)
作り方:
①フェンネルは洗い茎を持った反対の手でなでるように葉の部分を先端にむけ葉をはずす。
②パスタ鍋の湯に塩を加えフェンネルをしばらく茹で(10~15分)荒くカットしておく。
③ナッツ類とレーズンも荒くカットし、パン粉はオリーブオイルでカリカリに香ばしく炒める。
④フェンネルの湯でパスタを茹で始める。 みじん切りのニンニク・玉ねぎとアンチョビをオリーブオイルで火をいれてアンチョビがしっかりパラバラになり火が十分にとおったところでナッツ・レーズン・フェンネル・ミニトマトを加えてそのまま炒める。
⑤パン粉と茹であがったパスタ(茹で汁)を加え塩・胡椒で整えるよくあおる。 最後にレモンを絞ってオリーブオイルをまわしかける。皿に盛り、お好みでレモンの皮を削って完成。
Tips:
フェンネル:
「綿菓子のように」とみゆきさんも書いていますが、ほんとにその通り、やわらかくてふわふわの部分が出てきたら、やわらかいうちにどんどんいただきましょう、というのは、ここで使用している葉のことです。葉の大人の固いところは(当たり前ですが)食べても固くて筋っぽいので、焼き魚などやスープに使いましょう。
フェンネルは、葉と根のような(タマネギのようなところ)鱗茎と呼ばれる葉茎の根元の太ったところは、香味野菜として煮物やスープなどに使います。葉っぱと茎は生食できます。また、種は乾かして、ハーブティーにします。また、インド料理の口直しにも使われます。砂糖でコーティングしてあったり(ソーンフ)、おやつのように出てきたりします。
和名はウイキョウ。セリ科の多年草で、やわらかい葉っぱがおいしいのでつい育てたくなりますが、やたら背が伸びて、収拾がつかなくなりますので気をつけた方がいいです。虫もつきやすく、イモムシ(アオムシ)もケムシも大好きです。また、種が欲しいからといってずっと花の咲くのをまっていると、葉っぱが固くなり、そしてさらに背丈が伸びます。ディルより香りが強いと思います。
photo by Miyuki Hagiwara
お読みいただきありがとうございました!