こころとハーブ第一回
今回からの新しいシリーズは、こころとハーブについてです。
ハーブでこころの力になれるようなことがあるでしょうか。
少し考えてみたいと思います。
「心の病気」の場合は別ですので、疑われる場合には、ハーブを取り入れる前にお医者さんにご相談されることをおすすめします。あくまでも個人で楽しむためのヒントとしてご紹介させていただきます。
どきどきして落ち着かない。先の大震災からしばらくは、とくにひどい方も多かったと思います。
眠れない、食欲がない、ゆっくり休めないなど、わりと自覚しやすいですね。
ゆっくりしよう、落ち着こうと思っても簡単にできることではないのです。
こころにハーブを利用する
ハーブを利用するとして、一番手っ取り早い方法がハーブティーです。ハーブをお茶にして飲用します。ハーブティーは精神を安らげることができるでしょうか。
わたしは、ハーブティーを淹れて飲む、そのすべての動作をていねいにしていくうちに心が落ち着いてくると感じています。
これは「なになに道」に近いものかもしれませんが(ハーブ道)、ハーブには香りにも薬効があり、飲用にもなにがしかの効力があります。それらをすべて吸収していくと、きちんと結果がでるものと感じるのです。
だまされたと思って、まずはお湯を沸かしてハーブティーをいれてみましょう。
お湯を沸かすことをするということもやりずらかったりしますので、こころの状態を知る目安になります。
「ああ、こころが落ち着いていないな」と気がついたらそれもまたリラックスにつながっていきます。
沸騰したお湯を、ハーブの入ったポットに注ぎ、ハーブの香りが立ちこめてきたらしめたもの。その芳香成分に鎮静作用がありますので、ハーブティーを飲む前から効果を期待できます。
ジャーマンカモミールやラベンダー、ローズなどが緊急時にはおすすめです。どれも一種類で効果がありますが、ペパーミント、リンデン、レモンバームなどとブレンドしても相乗効果がすばらしいのを実感されると思います。
ティータイムなどには、ローズとレモンバームのお茶。優雅な香りと味わいがくつろいだひとときになるでしょう。
セルフケア(自分のことをいたわってる、ケアしている)時間です。脳に、こころに、「いまはわたしは自分のこころのメンテナンスをしています」と伝えてあげましょう。
ご参考として、ゆったりくつろぐ感の効能をプラスするのでしたら、オレンジピールとバジル、そしてペパーミントのブレンドをぜひお試しください。
ストレスを消しながら疲れをとってくれて、なおかつすっきりした気分になるので、このあとの日常も気分良く過ごせます。
現代は、インターネットや携帯電話などが普及して、「いつもいつもなにかしら忙しい、気ぜわしい」という日常になっています。
自分から積極的にリラックスしよう(これも変な感じといえばそうですが)としなければ、リラックスなんて全然できないのではないでしょうか。
一日中気を張って過ごしているのに、お風呂に入って寝るまでの時間にサッサとリラックスできて、ぐっすり眠れるなんていうのは、よほど自分を上手にコントロールしている人。
不器用で、マジメな人ほど、ストレスや非日常の出来事に引っかかって、リズムを崩しがちになります。
そういうときに「あ、ハーブティーがあったな!」と思い出していただけたらと思います。
こころとハーブ:その2.ハーブ(薬草)で元気になれるか?:ハーブティー:ハーブ・薬草
こころとハーブ:その3.ハーブで気分を変えていく(気分転換の方法):ハーブ・薬草:ヘルスケア・健康
こころとハーブ:その4.ハーブでこころを養生する方法・心のリラクゼーション:ハーブ・薬草
こころとハーブ:その5.こころのデトックス、からだのデトックス、デトックス(解毒)とハーブ:ハーブ・薬草
こころとハーブ:その6.健康管理とハーブ:ハーブ・薬草:ヘルスケア・健康
職場のメンタルヘルスにハーブティーをおすすめしたい理由:ヘルスケア・健康
自律神経のバランスとハーブ・ハーブティーで自律神経にリラックスしてもらう:ハーブティー:ハーブ・薬草
ストレスでいっぱいいっぱいのときには、ハーブティーが助けてくれる:自然なストレス軽減・ナチュラルな鎮静効果:ハーブティー:ハーブ・薬草