こころとハーブ第四回
今回は、「養生」とハーブについてです。養生とは「健康に注意し、病気にかからず丈夫でいられるようにつとめること。健康を保つこと。摂生」「病気やけががなおるようにつとめること。保養」。(以上、大辞林より)
貝原益軒はとても虚弱だったために現代でも立派に通用するような偉大な養生法を作り上げることができたとも言われています。
昔から養生は健康の基本なのですね。
「養生訓」にも薬草がいくつか紹介されています。
ハーブ(薬草)はおだやかでゆっくりとした効き目が養生にぴったりと言えます。
また、高価な薬と違って、庶民が手軽に利用できるところにも利点がありました。
自然療法は、心身のバランスが崩れたときに、自然の力を借りて、ホリスティック(全体的に)心身の調和を整えていこうというものです。
たとえば、カゼを引いて熱が出たときに、解熱剤を飲んで熱を下げるのに対して、自然療法では、からだの力を保持して汗をかかせて風邪をやっつけようという考え方です。
そして、その後の養生がとても大切だと考えます。
このためには、自分の体質、からだの傾向を知ることも大切です。
自分の体質に合うハーブや、よく調子を崩すときに利用するハーブなどを覚えて、常備しておくと利用しやすくなります。
次回のテーマは「解毒」です。
こころとハーブ:その1.ハーブティーで精神安定・安らぎのセルフケア:ハーブティー:ハーブ・薬草
こころとハーブ:その2.ハーブ(薬草)で元気になれるか?:ハーブティー:ハーブ・薬草
こころとハーブ:その3.ハーブで気分を変えていく(気分転換の方法):ハーブ・薬草:ヘルスケア・健康
こころとハーブ:その5.こころのデトックス、からだのデトックス、デトックス(解毒)とハーブ:ハーブ・薬草
こころとハーブ:その6.健康管理とハーブ:ハーブ・薬草:ヘルスケア・健康
季節性気分障害(冬季うつ)についてと対策のためのハーブティー:ハーブティー:ヘルスケア・健康
自律神経のバランスとハーブ・ハーブティーで自律神経にリラックスしてもらう:ハーブティー:ハーブ・薬草
職場のメンタルヘルスにハーブティーをおすすめしたい理由:ヘルスケア・健康
ストレスでいっぱいいっぱいのときには、ハーブティーが助けてくれる:自然なストレス軽減・ナチュラルな鎮静効果:ハーブティー:ハーブ・薬草