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ヘルシーハーバルクッキング:オレガノ醤油のポルペッティーネ:イタリアンミートボール

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オレガノ醤油を使ったポルペッティーネ

ポルペッティーネとは

イタリアっぽい、お肉を食べている!という感じのかみごたえ感あるつなぎの少ない肉だんごです。

イタリアンミートボールですね。
 
ベーコン又はパンチェッタ(イタリアの塩漬け豚バラ肉、あるいは生ベーコン)を加えているので、その風味が全体に行き渡ります。

オレガノ醤油をお好みで垂らすと味がしまります。

また、トマトソースへ直接入れ仕上げると、少しさっぱりとして、油っぽい感じが苦手な方は食べやすくなります。

オレガノ醤油は、トマトソースやデミグラスソースよりも、おろしポン酢派の方にお勧めなので、ひとつのソースながらお好みに変化出来る便利な調味料です。

 

オレガノ醤油の作り方

材料:

・オレガノ 適量
・醤油 適量

作り方:

①オレガノを枝ごと水洗いし、ペーパーで水気を取った後、さらに残った水分も飛ぶようにほんの少し乾かしておく。

オレガノ

小瓶にオレガノを入れたところ

②消毒した瓶などにオレガノを枝ごと入れ、そこへ醤油をオレガノがしっかり浸るように注ぎ入れる。

お醤油を注ぎます

 
 
③室温で1〜2週間漬け込み、オレガノの香りが移ったらオレガノ醤油の完成。
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オレガノ醤油・Tips

・オレガノ醤油は、醤油のツンとした風味が柔らかくなり、まるでたまり醤油のようにまろやかな香りに仕上がります。

・オレガノの他に、醤油の風味に負けない香りが強めのローズマリー等のハーブやシードを選んで漬け込めば、ひとさじで、個性的な風味の醤油になります。

・煮物や色々な場面で普通の醤油と置き換えて使えます。

・ハーブは取り除かなくても大丈夫ですが、醤油に浸かっていない部分があるとカビがはえてしまうので注意が必要です。また、硬い茎の部分や種を入れたままにする場合は、より風味が濃くなっていきます。味見をして、お好みで取り除くと良いです。

・フレッシュなハーブでも、ドライハーブでも出来ます。

オレガノ醤油をひとさじ加えた[ポルペッティーネ]

材料:4人分

・お好みのかたまり肉、又はひき肉 300g程、牛・豚肉等お好みで。

・玉ねぎ 1/2〜1個

・マッシュルーム 5個程

・ベーコンかパンチェッタ30〜40g程 

*パンチェッタとは:(イタリア語: Pancetta)豚のバラ肉のこと。またそれが転じてイタリア料理に使う塩漬けした豚バラ肉も同様にパンチェッタと呼ばれる。(wikipediaより引用)

・パン粉 大4

・にんにく2片

・塩 適量(きもち多めがいいです)

・オリーブオイル 適量

・小麦粉 適量

・トマトソース

・オレガノ醤油

・オレガノ あれば
 
オレガノとお肉

オレガノ

作り方:

①固まり肉は包丁で叩いて細かくする。にんにく、玉ねぎ、マッシュルーム、パンチェッタも細かく切っておく。
 
 
 
 
②フライパンへオリーブオイル、にんにくを入れて弱火で香りを出し、パンチェッタをじっくりと炒める。そこへ玉ねぎ、マッシュルームも加え炒める。

 
 
③ボウルへ叩いた肉、塩、パン粉、冷ました②を粘りが出るまでしっかりと混ぜ合わせ小さく丸める。つなぎがパン粉のみなので後で崩れないように充分に粘りを出す。
 

 
 
④丸めたお肉に軽く小麦粉をまぶし、多めのオリーブオイルを入れたフライパンでそっと転がしながら中心まで焼く。

 
⑤器に盛り、トマトソースやお好みでチーズ等と盛り付けて、EXヴァージンオリーブオイルとオレガノ醤油を合わせて添える。ひとさじで雰囲気が変わります。
 

Tips

そのオイルへお酢をプラスして、さっぱりしたサラダのドレッシングにしたり、オリーブオイルやバターでソテーした鶏肉の仕上げに使っても。普通の醤油より少し深みのある香りで、食べた感じはすっきりします。

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ハーバルポイント:

オレガノ:

オレガノはミントやローズマリーと並んで、名前だけは聞いたことがあるという方が多いと思いますが、実際に親しんでいるかというと、そうでもなくて、地味な使われ方のハーブのような気がします。

が、今回のお料理のようにイタリア料理には欠かせない定番ハーブのひとつで、独特の香りがする有名ハーブ。お料理では生のオレガノを使うことが多いのですが、実はドライ(乾燥させたもの=ドライハーブ)の方が青臭い感じがなく、甘みが強めに出ています。

薬効は、強壮作用、鎮静作用、殺菌作用、血液の浄化作用、筋肉の痙攣や生理不順の緩和など。

使われるのは主にお料理と入浴ですが、お茶(ハーブティー)もとてもおいしいです。

オレガノティーは、ほのかに苦みと甘みがあって、すっきりしていてさわやかで、おだやかで、かんたんには表現できない、草原のような風味。淹れる量にもよりますが、ミント系のさわやかさがありますが、量を控えれば心がくつろぐ絶妙の味わいになります。それでいて、上位のように強壮作用がありますので、疲れていて癒されたいときに。

というのも、オレガノは神経系に作用すると言われていて、肉体疲労よりも特に神経系の疲労やストレス、頭痛などに効果があり、鎮静作用へとつながっていきます。

また、ヨーロッパなどでは一般的ですが、胃腸のハーブとしても有名で、胃腸を整えて消化を促進しますので、食後のお茶にも。
おまけとしては咳を鎮める効果や生理不順の緩和など。

お料理では、トマト料理に相性が良く、メキシコ料理にもよく使用されます。豆類やチーズにも合います。原産地がメキシコ・ヨーロッパなのでというのもあると思います。

栽培は、メジャーではなく、あまり苗が出回らないわりには寒さにも強くてわりと育てやすいので、見つけたらぜひ挑戦してみてください。多年草です。
 

オレガノを使ったその他のお料理
ドライトマトのオイル漬け(ミニトマトを使ってドライトマト(乾燥トマト)作りから):ヘルシーハーバルクッキング

Recipe and Photo by MH

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