よくハーブティーなどに書いてあったりする「マリーゴールド」という表記はこのカレンデュラもしくはポットマリーゴールドのことで、いわゆる園芸のマリーゴールドとは別種です。
「ポット」というのは、食用にできる山菜・野草といった意味になります。
欧米では、食用や香味にする用の植物のことをポットハーブ(pot herb)と呼んだりします。
このハーブのカレンデュラもしくはポットマリーゴールドは、キンセンカ属(トウキンセンカとも呼ばれます)、マリーゴールドはマンジュギク属(学名:Tagetes)です。
もしもカレンデュラ=ポットマリーゴールド=トウキンセンカが欲しい場合は、ややこしいので園芸屋さんでは学名が表記してある札があるものにした方がよいと思いますが、これも実はあまり信用できないこともあるので、きちんと調べてください。特に食用(ハーブ:薬草)として利用したい場合ですね。
マリーゴールドは園芸では有名ですね。こんな感じのお花で全体にまるっとしています。クジャクギク(フレンチマリーゴールド)、マンジュギク(アフリカンマリーゴールド)のことをだいたいいいます。いいにおいはありません。ドライにしてポプリの飾りやリースの彩りなどに。
いわゆるマリーゴールド。(万寿菊・マンジュギク・マリゴールド)園芸用。キク科。学名:Tagetes だいたい一年草です。
それに比べて、ハーブのカレンデュラは平べったい感じで真ん中がもわっと膨らんでいます。キンセンカな感じです。
このように、とてもわかりにくい、見分けにくい、キンセンカ、カレンデュラ、マリーゴールドについて、詳しく書いているのはこちらですのでよろしければご参照ください。
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