アガサ・クリスティーの名探偵ポワロシリーズで、「猟人荘の怪事件」という題名だったと思うのですが。
ポワロが狩りのお供をさせられて、風邪を引き寝込みました。ときに、地元の人に作ってもらったハーブティーがよく効いて、とても感激したポワロ、というのがありました。
ポワロは、こういうときに「だいじょうぶですか?」と聞かれても「だいじょうぶです」とは絶対に言わず、「だいじょうぶではありません。ぜんぜんダメです」と言うのですが、これがすごくスキです。
(ほかに、「お元気ですか?」と聞かれて、「いえ、元気ではありません」というのもあって、これもスキです。このパターンはいろいろなバリエーションがあります)
印象に残っていて、でも飲んだことのないお茶で、大変興味を持ちました。
ポワロがハーブティーを好きだなんてとても嬉しかったです。
「ブラックベリーティー」
なんとかベリーというのは何種類もあって、イギリスやヨーロッパ(アメリカ・カナダも)ではなんとかいちごがたくさんあって、いいなあとうらやましいです。
(生け垣にばんばん生えてくるらしい)
(日本はあまりない。売ってない。あっても値段が高い)
ブラックベリーは、学名で調べないとちょっとややこしい。(なんとかベリーというのが多いので)山に入ってやたらに食べない方がいいかもの植物です。

Black berry / Rubus fruticosus
口腔衛生に良いハーブ(葉っぱ)で、お口の洗浄・殺菌・口臭におすすめです。あとイチゴ。意外ですが良いそうです。食べたあとに良い香りになるからというのもあると思います。昔の人は香りにも敏感だったかも。
だから、のどの殺菌・炎症に良いということでしょうね。咽頭炎はハーブが得意な分野のひとつです。ほかに、発熱・歯肉炎(歯茎の出血)・下痢・浄化など。(葉っぱ・果実。根っこと樹皮も文献には出ていますがわたしは知らない)
咽頭炎に良いといわれるハーブは、ほかにラズベリーの葉、エルダーなどがあります。
セージのエキスを作って、りんご酢とはちみつを加えてうがいするのもとても良いのですが。
飲んじゃいます。