花粉症はケアが難しい
ハーブで花粉症を治そうとするのであれば、花粉の時期だけではなく、通年行うことをおすすめしていますが、なかなか続けるというのはむずかしいことです。
花粉症は、いままでアレルギーになったことがなくて、縁がないと思っていた、いわゆる普通の人でも「いつ誰が勃発してもおかしくない」というものらしいので、知識として一応知っておくのもよいと思います。
花粉の種類や量によっても症状はさまざまで、くしゃみや鼻水とは別に頭痛や発熱などもあるようなので、わかりにくいときがあります。
苦しい鼻水やくしゃみなどは花粉をからだに入れないようにするための自己防御策だそうで、アレルギー反応と簡単に言われていますが、自分にとってアレルゲンである花粉を体内に入れないように一生懸命がんばっているのがあの症状なのだそうです。
花粉を有害な物質と判断してしまう、勘違いもあるらしいですが、それはそれでからだの感覚だからあるがままの免疫本能ともいえるようでなかなか複雑です。
とりあえず、重要なのはストレスをなんとか軽減したり、リラックスしてもらったりするのに助けになるハーブを使用しますが、これはあくまでも周りからじわじわと療法していくようなことなのです。
花粉症は、一年中気をつけて予防に力を入れ、その部分が弱っているという考え方で養生し、丈夫にしていこうという療法が必要になります。だから、たとえばハーブティーでも、飲んですぐに楽になるといったようなことが少ないので、続きにくく即効性のある西洋医学に頼らざるを得なくなります。
これはすごく当然のことなので、それはいけないとはぜんぜん思いません。その治療をしつつ、じょじょに花粉症が楽になっていって気にならなくなるような身体を作っていこうとするときにハーブ療法が向いていると思います。
どこで、いつ、ハーブと出会ってどのような経験をするか、いい出会いがあるようにうまく組み合わせてプラスの方向へ体調が向くと続ける意味が出てくると思います。
奥が深くてもっともっとわかってくるとストレスとかこころの機能などにも左右されているのかもしれないですし、研究されて解明されるのを期待しています。
参考になりそうなサイトをご紹介しておきます。