つらい症状をやわらげるやさしいハーバルレシピ2つ
風邪やインフルエンザ予防(かかってしまってからも)、そして乾燥や空気汚染によるのどの痛みや鼻の乾き、鼻づまり、副鼻腔炎、アレルギーなどに作っておくと楽になって、力もよみがえってくる(ような気がする。気がするのが大事)3種類の飲み物をご紹介します。
どれも蜂蜜あるいは黒砂糖・三温糖を使います。できれば蜂蜜がおすすめです。
1.大根と砂糖または蜂蜜とミント(生でもドライでも)のシロップ(のど(咳)が即効で楽になります)
①大根を薄くスライスします。具合の悪いときにはあまりこだわらないで、ぶつぶつ切り刻めばいいと思います。(薄くいちょう切りにすると蜂蜜がよくしみ込みます)
②密閉容器などになるべく平らに並べます。ミントの葉をのせます。その上から蜂蜜か黒砂糖、または三温糖などをかけて、少し混ぜてなじませます。
③ふたをして常温で放置します。2〜3時間から一晩経つと、大根から水分が出てきてまわりのはちみつあるいはお砂糖と一緒になっていますので、大さじ一杯くらいをゆっくりとのどをうるおすように飲みます。
④汁があまっていたら、別のふたつき容器に入れて大根(ミントは食べても取り除いてもどちらでも)と別々に保存しましょう。大根はこのまま食べられます。さらに細かく刻んでサラダにも。
2.ゆずとしょうがとジャーマンカモミールの蜂蜜漬け(風邪予防と冷え改善)
①ゆずとしょうがは細かく細かく刻みます。ジャーマンカモミールはもみほぐします。ゆずは皮を刻みますので、無農薬のものを選びます。
②刻んだゆずとしょうがともんで細かくしたジャーマンカモミールを蜂蜜に漬けます。火を通さないので、瓶は清潔なものを使用しましょう。
③冷暗所で一週間程度放置します。冷蔵庫が安心です。
④よく混ぜて、大さじ一杯くらいをカップに入れ、熱湯を注いで飲みます。ミントなどがあったら熱湯を注ぐ前に入れます。ゆずとしょうがは食べられます。
⑤応用編:この蜂蜜漬けは甘みとしても使用できますので、ハーブティーの甘み付けに使えます。上記のさわやかなミントの味のほかに、ローズヒップを大さじ一杯くらい入れて熱湯を注いで、ゆっくり飲めば、ローズヒップがふやけるので食べることができます。効果的なビタミンCの補給と美肌効果が期待できます。
漢方とハーブ・中医学(中国伝統の医学)からのヒント:冬、何となく調子が悪いとき:冬の体調管理:ハーブ・薬草