ブレンドハーブティー
ブレンドハーブティーは、シングルティーと違って、2種類以上のハーブをブレンドして作ります。
ショップなどでは、「ティーバッグ」として、すでにブレンドされているハーブティーもたくさんあります。
それらを飲んでも良いのですが、入っているハーブをよく吟味しましょう。知らないうちに自分にとって好ましくないハーブを飲んでしまうことのないよう、気をつける必要があります。
自分のレベルにあったハーブの解説書を一冊手元に置くことをおすすめします。
ハーブをブレンドすると、効能や効果、風味がプラスされていき、シングルティーよりも効果的になります。
たとえば、カゼ気味のときにエキナセアやシベリアンジンセングなどのハーブの他に、ローズヒップを加えれば、ビタミンCの補給になりますし、ローズマリーやタイムを加えれば発汗を促し、回復を助けるハーブティーになります。
また、自分の好みのハーブが見つかったら、それを基本にして、効能を参考に他のハーブを加えて、ブレンドするのも楽しいです。この場合は、基本のハーブを多めにして、そえていく程度にブレンドをしていくことで好みの味わいを見つけ出すことができます。
以上のように、ハーブティーは「味わい」と「効能」の両方を合わせ持つお茶なので、それぞれをどのように活かし、作り出すかという愉しみ?難しさ?が奥深いところです。
簡単なハーブティーのブレンド方法をご紹介します。
まず、大きめのティースプーン一杯程度のハーブがティーカップ一杯のハーブティーとします。ブレンドしたとしても、全部でティースプーン一杯になればいいわけですので、合計のハーブの量から逆に考えて、少しずつプラスしてブレンドしていきます。
ブレンドハーブティーのハーブは2〜5種類くらいがおすすめです。それ以上多くなると「味わい」と「効能」が複雑化して、それぞれがぶつかり合ったり、良さを引き出せなくなってしまい、失敗しやすいので注意しましょう。
(ここらへんが実はハーブティーのブレンドの妙味でもありますが)
(ここらへんが実はハーブティーのブレンドの妙味でもありますが)
味や香りが一般的で有名なハーブ、たとえばラベンダー、カモミール、ミント、ローズマリーなどのハーブをひとつかふたつ中心にして、サブのハーブをそえてゆくとバランスの良いブレンドになります。忘れずに効能も調べましょう。
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